ノート:鶴岡八幡宮

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相模国一宮[編集]

相模国一宮と記述されていますが、一般的には相模国一宮は寒川神社とされています。確かに鶴岡八幡宮も全国一の宮会に加盟していますし、その公式サイトでは「相模国一宮」と書かれていますが、同時に良く読むと「一宮級の格式を備えていた」なので、実質的には一宮でも、公式には一宮ではなかったようにも取れます。また、本宮の公式サイトには、一宮との記載はされていないようです。

確認したいのですが、鶴岡八幡宮が一宮を自称したことがあったのでしょうか? また、全国一の宮会以外に鶴岡八幡宮を相模国一宮として扱った資料は存在するのでしょうか?

近年鶴岡八幡宮が寒川神社よりもむしろ重要視されたことに異存はありませんが、もし全国一の宮会が言っているだけであればそのような記述にした方が良いと思います。--アルビレオ会話2013年12月23日 (月) 05:48 (UTC)[返信]

明示してしまったのは私です。ご指摘ごもっともで、申し訳ありませんでした。私もちょっと可能な範囲で調べてみました。
  • 自社史料になし
    ネット上では社号標・朱印等で「一宮」の使用なし。「全国一の宮会に加盟」ですが、八幡宮が主体的に加盟したのか、一の宮会側からの要請で加盟したのかは不明。
  • 中世史料になし
    一宮の中世史料である『諸国一宮神名帳』(1375年以前成立)・『大日本国一宮記』(16世紀頃成立)に記載なし(『中世一宮制の歴史的展開 下』p. 367)。なお『諸国一宮神名帳』には「八幡大菩薩」と記載されているとのことですが、『中世一宮制の歴史的展開 下』内で「寒川神社の別称」と考証されているので、これはあたらない模様。
  • 考証史料になし
    一宮基本史料である『中世一宮制の歴史的展開』(岩田書院、2004年)・『日本中世国家と諸国一宮制』(岩田書院、2009年)に記載なし。また『国史大辞典』(吉川弘文館)にも記載なし。
上記から察するに、明示をする必然性はないですね…。一つ補足すると、この「一宮」はあくまでも自然発生な社格であり、公式に文書でもって定められたものではありません。明らかな一宮でも「一宮」の呼称がない神社も多いようですので(住吉大社等)、難しい所ではあります。ブログ等では一宮としての扱いがよく見られますので、俗な書籍には一宮とする記載がある可能性は大分高いと考えられます。同様の問題は他の一宮や一宮以下にあるので、明確なルールを作った方が良いかもしれませんね…。--Saigen Jiro会話2013年12月23日 (月) 07:42 (UTC)[返信]
回答ありがとうございます。一宮で、旧国内に複数一宮が記載されているケースは、見落としがあるかもしれませんが鶴岡八幡宮以外は公式サイトで一宮を自称していたり(住吉大社など)、公式サイトに一宮と謳っていないが 『中世諸国一宮制の基礎的研究』を根拠にしている(雄山神社)ので、問題になりそうなのはここだけのようです。
ノート:素盞嗚神社 (福山市新市町戸手)も見てみましたが、信頼できる史料になくても、「○○国一宮と称する」のような書き方であれば問題ないと思います。ただ、ここの場合は「称して」いないようなので書き方が難しいですね。単に「全国一の宮会に所属している」と書きますか。もう一つ気になったのは関連項目の「寒川神社」の説明です。現状の「相模国一宮を称するもう1つの神社」だと、相模国一宮を2か所で争っているようにも見えます。まあ、寒川神社は公式サイトで一宮と称しているのは間違いないですが。
鶴岡八幡宮公式サイトで「一宮」を検索した結果を見ると、鶴岡八幡宮は相模一宮が他に(鎌倉以外に)あることを認めているようでもあります。--アルビレオ会話2013年12月23日 (月) 08:38 (UTC)[返信]
内容承知しました。修正を加えました。--Saigen Jiro会話2013年12月23日 (月) 10:10 (UTC)[返信]