ニーダーヴァルト記念碑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ニーダーヴァルト記念碑

ニーダーヴァルト記念碑ドイツ語: Niederwalddenkmal)は、ドイツヘッセン州リューデスハイム・アム・ラインの近くのニーダーヴァルトにある記念碑である。

歴史[編集]

丘の上にそびえる記念碑

この記念碑は、普仏戦争後のドイツ帝国発足を記念して建設された。

建設にあたっては、1871年9月16日にヴィルヘルム1世が最初の石をここに置いた。記念碑制作のために彫刻家Johannes Schilling、建築家Karl Weisbachが選ばれた。

この記念碑の製作費は百万金マルクと見積もられ、1883年9月28日に落成式が行われた。高さは38メートルあり、全ドイツ人の統一を記念している。

構造[編集]

中央の人物像は、高さ10.5メートルのゲルマニア像である。その右手にはドイツ皇帝の帝冠を掲げ、左手には皇帝の剣を持つ。

ゲルマニアの下には大きなレリーフがあり、ヴィルヘルム1世が高貴な姿で乗馬した姿と、軍隊の指揮官や兵士らを描いている。また、ラインの守りの詩も彫られている。碑の左手側には平和の像、右手側には戦争の像がある。

碑文[編集]

記念碑の碑文はゲルマニア像の基台に彫られており、次の文章が彫られている:「ZUM ANDENKEN AN DIE EINMUETHIGE SIEGREICHE ERHEBUNG DES DEUTSCHEN VOLKES UND AN DIE WIEDERAUFRICHTUNG DES DEUTSCHEN REICHES 1870-1871.」(ドイツ人民の蜂起が文句なしの勝利に終わり、ドイツ帝国が再度成立した事を記念して。1870-1871)。これは彫刻家 Johannes Schilling による全ドイツ人の勝利という元々のアイデアが、「大敵」フランスに対する敵意を込める形に変更されたものである。

観光[編集]

リューデスハイム・アム・ラインからロープウェイを使ってニーダーヴァルトへ行き、ニーダーヴァルト記念碑へ行く事が出来る。またラック鉄道、あるいは自動車、徒歩で行く事が出来る。

外部リンク[編集]

座標: 北緯49度58分51秒 東経7度53分59秒 / 北緯49.98083度 東経7.89972度 / 49.98083; 7.89972