トリプルX症候群

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トリプルX症候群
分類及び外部参照情報
ICD-10 Q97.0
DiseasesDB 13386
プロジェクト:病気Portal:医学と医療
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父親の側に原因がある場合
母親の側に原因がある場合

トリプルX症候群(とりぷるえっくすしょうこうぐん、: Triple X syndrome)あるいは超女性(ちょうじょせい)とは、性染色体としてX染色体を3本持ち、Y染色体は持たない染色体異常のこと[1][2]。この染色体異常を持つ場合、女性として発現し、この遺伝子異常を持つ女性は核形以外では通常のXX女性と区別できない[3]生殖器二次性徴にはほとんど異常はなく、妊娠分娩が可能である[2]

この染色体異常は出生前診断によって発見されることがある[1]。「はじめて聞いた妊婦は自分の胎児は異常であると思う」と指摘し、トリプルX女性という呼び名のほうが適切であるとする専門家もいる[1]

女性1000人に1人の割合で生じ、アメリカ合衆国においては一日平均で5人から10人のトリプルX女性が誕生している[4]または精子形成の際の減数分裂の異常が原因だと考えられている[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 池田敏郎. “羊水検査で染色体異常を認めたとき”. 日産婦誌60巻9号. 2014年4月22日閲覧。 (PDF)
  2. ^ a b トリプルX症候群(超雌/スーパー女性)”. 家庭医学館・kotobank. 2014年4月22日閲覧。
  3. ^ a b Elic J. Simon, Jane B. Reece, Jean L. Dickey 『エッセンシャル キャンベル生物学』 池内昌彦, 伊藤元己, 箸本春樹訳、丸善2011年、157頁。ISBN 978-4-621-08399-4
  4. ^ National Library of Medicine. “Genetics Home Reference: Triple X syndrome”. 2014年4月22日閲覧。

関連項目[編集]