トックリキワタ

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トックリキワタ
Balboa park flower and fruit.jpg
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ビワモドキ亜綱 Dilleniidae
: アオイ目 Malvales
: パンヤ科 Bombacaceae
アオイ科 Malvaceae
: セイバ属 Ceiba
: トックリキワタ C. speciosa
学名
Ceiba speciosa (A.St.-Hil., A.Juss. et Cambess.) Ravenna
英名
Floss silk tree, Drunk tree

トックリキワタ (Ceiba speciosa) は、アオイ目パンヤ科(アオイ科とも)に分類される木の1種。落葉高木で、原産地はブラジル南部からパラグアイアルゼンチンにかけての南アメリカ中部である。パンヤノキ属 Chorisia とする見解もあり、この場合の学名 Chorisia speciosaシノニムである。

南米各地で街路樹として植樹される。スペイン語で"Palo borracho"(酔っぱらいの樹)と呼ばれるが、これは樹の幹が膨らんで、酔っぱらいの腹のように見えることに由来する。

直径15cmほどの実が割れると、綿様の長い毛にくるまれた種子が風で舞い散る。パンヤ科の「パンヤ」とはこの綿のことでぬいぐるみやクッションの詰め物に使う。種子は直径1cmほどの黒褐色のもので、暖かい地域では種子から発芽が可能である。挿し木でも増やせるが、種から育てたほうが幹が膨らみやすい。

園芸名として「トボロチ」の名称が使われることがある。