デワン・バハサ・ダン・プスタカ図書館

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Japanese Map symbol (Library) w.svg デワン・バハサ・ダン・プスタカ図書館
施設情報
正式名称 Pesustakaan Dewan Bahasa dan Pustaka
愛称 DBP
専門分野 総合
事業主体 ブルネイの旗 ブルネイ
管理運営 ブルネイの旗 ブルネイ
開館 1963年
所在地 Jalan Elizabeth II, BS3510, Bandar Seri Begawan, Brunei Darussalam.
ブルネイ・ダルサラーム国ブルネイ・ムアラ地区バンダルスリブガワンエリザベス2世通りBS3510)
位置 北緯4度53分26秒 東経114度56分27秒 / 北緯4.89056度 東経114.94083度 / 4.89056; 114.94083
統計情報
蔵書数 498,203冊 (2001年末時点)
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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デワン・バハサ・ダン・プスタカ図書館マレー語:Pesustakaan Dewan Bahasa dan Pustaka、英語:Dewan Bahasa dan Pustaka Library, Dewan Bahasa and Pustaka Brunei Library)は、ブルネイ・ダルサラーム国国立図書館である。略称はDBP首都バンダルスリブガワンに位置する。

概要[編集]

ブルネイの中核を成す図書館であり、公務員研究者らのよりどころとなっている。図書館員は152人で15人が専門家であるが、多くは国外の大学図書館学学位を取得している。2001年末現在、蔵書は498,203冊である。同年の来館者数は342,876人に達する。

バンダルスリブガワンに本館を、ブライト地区クアラブライト、同地区セリアツトン地区テンブロン地区に分館を置いている。また、移動図書館が国内43地点を巡回している。

役割[編集]

国立図書館として、以下の役割を負う[1]

  • 図書出版物の利用を促進すること
    • 図書の貸し出し - 1人4冊2週間以内
  • ブルネイ国内で刊行された図書類及びブルネイに関する図書類(国外で刊行されたものを含む)の収集・保存
  • 傷みやすい図書の製本
  • 目録の編集
  • 新しく入荷した図書の目録の出版
  • 図書館員の育成・訓練

歴史[編集]

ブルネイ初の図書館は情報省(Information Service Department)の付属施設として1953年に開館した。同施設は新聞雑誌リーフレット図書の収集を行った。また、クアラブライト(1953年)、ブルネイ市(現在のバンダルスリブガワン、1954年)、テンブロン地区1957年)、セリア(1973年)に相次いで図書閲覧室が開設された。

デワン・バハサ・ダン・プスタカ図書館は、1963年に開館したが、当初は25人の職員のうち館長と副館長の2人しか専門家がいなかった。また団体スタッフのみに開放していた。しかし国内の公共図書館が不足していたため、1970年から一般の人も利用可能となった。また、1973年から1977年にかけて4つの分館が設置された。

課題[編集]

ブルネイでは図書館を託児所代わりに使う親がおり、中には2歳の子どもが半日ほど図書館に置いて行かれることもあるという[2]。1日50人ほどの子どもが来館しており、中にはトイレの使い方が分からない子や病気を患った子もおり、図書館員は対応に苦慮する一方で、これを機に読書好きを育てようと肯定的にも捉えている[3]。また子ども達は、「ここにこれば友達に会えるから寂しくない」と話しているほか、親も「読書を楽しんだり、図書館が教育活動を提供してくれるのでここに連れてきて良かった」とブルネイ・タイムズの取材に答えている[3]

脚注[編集]

  1. ^ Hj. Abu Bakar Hj. Zainal(2002)
  2. ^ 国立国会図書館"ブルネイでも図書館員はベビーシッター?|カレントアウェアネス・ポータル" 2007年1月4日.(2011年2月7日閲覧。)
  3. ^ a b Sobrina Rosli(2006)

参考文献[編集]

外部リンク[編集]