ディーゼル (ファッションブランド)

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テルアビブのディーゼル店舗

ディーゼル (Diesel S.p.A.) は、同名のファッションブランドを展開するイタリアのアパレルメーカー。1978年にレンツォ・ロッソによって創立され、イタリア北東部の都市モルヴェーナに拠点を置く。

創業者であるレンツォ・ロッソが代表を務めるオンリー・ザ・ブレイブ社の系列にある。デニムウェア、家具・雑貨製品が主力商品として知られている。

沿革[編集]

1978年にレンツォ・ロッソとAGジーンズ社のアドリアーノ・ゴールドシュミットによって設立された。複数のブランドが集まるグループ中の一つとしてディーゼルは立ち上がった。 1979年にメンズコレクションを発表し、1984年にキッズラインをスタート。

その後1985年にレンツォが会社の裁量権を獲得、ジーニアスグループ内でも一番愛着があったディーゼルに専念するため完全に独立する。1989年にレディースラインを発表。1991年より国外展開を開始し、1994年には、セカンドラインの「フィフティファイブDSL(55DSL)」をスタートさせる。1996年にアメリカ合衆国ニューヨーク・レキシントン通りに初の旗艦店がオープンした。日本においても、デパートを中心に各地で店舗を展開している。

同社が取り扱うデニムジーンズの製造はイタリア本国で行っている。また、国外法人として、ヨーロッパアジアアメリカ大陸に17の支社を持つ。2002年には、シャネルのカリスマデザイナーとしても有名な「カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)」とコラボレーションして、「ラガーフェルド・ギャラリー・バイ・ディーゼル」を発表。2005年の資料では年間売上がおよそ12億ユーロにまで上っている。 2008年には、「アディダス・オリジナルス(adidas Originals)」ともコラボして、「アディダス・オリジナルス・デニム・バイ・ディーゼル」を開始。

メインの「DIESEL」ブランドのほか、ニューヨークコレクション出展の「ディーゼル・ブラック・ゴールド」、兄弟ブランドとして「55DSL」も展開している。

なお、ブランド名は、「ディーゼル燃料のように世の中を活気づけたい」との思いから名づけられたという[1]

クリエイティブディレクターは、「ディーゼル」がニコラ・フォルミケッティ、「ディーゼル・ブラック・ゴールド」がアンドレアス・メルボスタッド。

概要[編集]

ディーゼルのコンセプトは同社のウェブサイト上に「ディーゼルのDNAとは、勇敢であること。つまり、不可能に見えることにも常に挑戦し続け、人をあっといわせるようなものを創りだすこと。そんな情熱とクリエイティビティのベースにあるのがチームワークと自由な発想である。さまざまな文化的背景を持った革新的で才能豊かなデザイナーを世界中から集めたスタッフ構成は、この理念を反映したものである。ディーゼル・クリエイティブ・チームの自由な発想から生み出される、ディーゼルの革新的なコレクションは、毎シーズン新しいアイテムで構成され、その数は実に3000ピース以上におよぶ。ディーゼルの「人材」や、従来の枠にとらわれない経営方針は、ユニークな事例として数々の雑誌や新聞、テレビのドキュメンタリー番組などで取りあげられ、国際的な大企業やコンサルティングファーム、大学、ビジネススクールでも広く研究されている。」と記載されている。[2]

商品[編集]

  • ボストンバッグ、セカンドバッグ、ショルダーバッグ、トートバッグ、ハンドバッグ、ビジネスバッグ、アタッシュケース、スーツケース、キャリーケース、バックバック、ウエストバッグ、エコバッグ、ポーチ、クラッチバッグといったバッグ類
  • 長財布、二つ折り財布、コインケース、マネークリップ、キーケース、名刺・カードケース、携帯ストラップといった財布類
  • ブーツ、パンプス、サンダル、ビジネスシューズ、スニーカー、レインブーツといった靴類
  • ネックレス・ペンダント、ピアス・イヤリング、ブレスレット、リングといったアクセサリー類

などといった様々な商品が幅広く存在している。[3]

脚注[編集]

  1. ^ ディーゼルの歴史とキーワード
  2. ^ 会社の概要
  3. ^ ディーゼル商品一覧

外部リンク[編集]