ディオンスクリーンゴルフ

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ディオンスクリーンゴルフは、スクリーンゴルフのひとつ。メーカーは韓国の会社THEONGC(ディオンGC)。日本では「株式会社ディオントーキョー」が総販売代理店窓口となり、販売展開をしている。

特徴[編集]

スクリーンゴルフメーカーが世界一多い韓国の中でKPGA韓国プロゴルフ協会からNo.1シミュレーターとして公認されている。

MBDHセンサーという独自開発のレーザースキャナーセンサーにより、正確な飛距離を計測する。フック・スライスなど実際のゴルフと遜色ない弾道を具現化している。

グラフィックはハリウッドの3Dグラフィック技術「スピードツリー」を駆使し、雲の動きや木々の揺れなど、インドアとは思えない雰囲気を醸し出している。

ゴルフ練習施設向けに開発された「スイングアナライシスシステム」を搭載し個人のスイングチェックなどを行うための機能がある。マウス操作で、ポインタやマーキングなどを行うことができる。

オンライン機能[編集]

インターネット回線を常時接続することにより、機械を毎日起動する度にシステムバージョンアップを行う。これにより新機能が随時追加される。例を挙げれば、最新のゴルフコースが追加される、オンライントーナメントが実施されるなど。 韓国では、2009年2月に大手ポータルサイト「オークション社」とTHEONGC社がパートナー契約を結び、オンライントーナメントを開催した。

オプション機器[編集]

オートティアップ機:球が自動で供給、セットされる。ティの高さを25~55ミリまで調整可能。 スイングプレート:コースレイアウトにあわせて、自動で打席部に傾斜がつく。 スイングアナライシスシステム:自身のスイングをリプレーで見ることができる。マウスでマーキング等も可能。 左打席対応センサーキット:レフティに対応するセンサー。

収納コース[編集]

2017年4月現在で132コース。主な有名海外コースは、オーガスタナショナル、ペブルビーチ・ゴルフリンクスなど。日本国内のゴルフコースは東建多度カントリークラブ、カメリアヒルズカントリークラブ。

広報活動[編集]

ディオンスクリーンゴルフの販促活動と若い世代にゴルフの魅力を伝えるため、イメージガールとしてファッションモデルなどで活動している和希優美安岡あゆみを起用。2人組ユニット「DioDuo」(ディオデュオ)として、テレビや雑誌、イベントなどで活動を行っている。

2009年2月「JAPAN GOLF FAIR 2009」に出展。小達敏昭らが所属するドラコンチームを招待しイベントを開催。

その他[編集]

スポーツ番組の『J-SPO』と、バラエティ番組の『SMAP×SMAP』『VS嵐』で、ディオンスクリーンゴルフを使用した出演者同士のゴルフ対決が行われた。 2009年9月にディオンスクリーンゴルフを搭載した、移動可能なゴルフトレーラー「ゴルフストリーム」を、トレーラーハウスデベロップメント社と共同開発。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]