スタンリー・フッカー

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スタンリー・フッカー
Stanley George Hooker
生誕 (1907-09-30) 1907年9月30日
イギリスの旗 イギリスSheerness
死没 (1984-05-24) 1984年5月24日(76歳没)
研究分野 航空工学
出身校 インペリアル・カレッジ・ロンドンオックスフォード大学
主な業績 航空用エンジンの開発
主な受賞歴 王立協会フェロー
プロジェクト:人物伝
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スタンリー・ジョージ・フッカーStanley George Hooker1907年9月30日 - 1984年5月24日)は、イギリスの航空技術者。

来歴[編集]

1907年にSheernessで生まれ、インペリアル・カレッジ・ロンドン数学流体力学を学んだ。卒業後は1935年にオックスフォード大学で博士号を取得した。 第二次世界大戦中にはロールス・ロイス マーリン過給機の開発において頭角を現した。

高バイパス比のターボファンエンジンであるRB211の開発時にファンブレードに複合材を使用したためにバードストライクの試験に合格せず、開発をやり直そうとしてロールスロイス社が1971年に倒産した時には既に引退していたが呼び戻され、同様に他の呼び戻された技術者達と共に完成した[1]フォークランド紛争ではペガサスエンジンを備えたハリアー戦闘機が航空優勢の確保に貢献した。

著作[編集]

特許[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 坂出健「救済 (Bail Out) か, 巻き込み (Bail In) か?」『経営史学』第45巻第1号、経営史学会、2010年6月、3-27頁、doi:10.5029/bhsj.45.1_3 

参考文献[編集]

  • 大河内暁男『ロウルズ - ロイス研究 企業破綻の英国的位相東京大学出版会、2001年。ISBN 4130460706 
  • ジョン ニューハウス 著、航空機産業研究グループ 訳『スポーティーゲーム―国際ビジネス戦争の内幕』學生社、1988年12月。ISBN 978-4311600142 

外部リンク[編集]