ジャック・ドロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ジャック・ドロール
Jacques Lucien Jean Delors
Delors 01.jpg

任期 1985年1月6日1995年1月5日

出生 1925年7月20日(89歳)
フランスの旗 フランス パリ
政党 社会党

ジャック・リュシアン・ジャン・ドロール(Jacques Lucien Jean Delors, 1925年7月20日 - )は、フランス出身の経済学者政治家フランス大蔵大臣を務めたほか、1985年から1995年まで10年に渡り欧州委員会委員長を務め、欧州統合を強力に推進した。2008年以降、フランス社会党の党首をつとめるマルティーヌ・オブリーは、娘である。

来歴[編集]

1925年パリに生まれる。

1969年ジャック・シャバンデルマス首相の顧問に就任する。1974年社会党に入党する。1979年欧州議会議員に当選。1981年フランソワ・ミッテラン大統領の下で、経済・財政大臣、1983年経済・財政・予算相に就任する。蔵相時代には伝統的な社会主義政策を転換し市場経済容認を推進した。

1984年7月ピエール・モーロワ首相が辞任する。この時点で、ドロールは社会党でミッテランに次ぐナンバー2であり、国民の人気と政治的力量を兼ね備えた実力者であった。ドロールはモーロワの後継内閣を組閣する意思があることを表明していたが、ドロールの台頭を恐れたミッテランによって首相の椅子はミッテラン子飼いのローラン・ファビウスに回り、ドロールは、欧州委員長に回った。

1985年欧州共同体の執行機関である欧州委員会委員長に就任する。在任中は、予算改革、欧州単一市場の導入の基礎を構築し、1993年1月1日に実施された。

ミッテラン後のフランス大統領選挙にフランス社会党からドロールを推す声があったが、辞退した。

先代:
ルネ・モノリー
フランス大蔵大臣
1981年 - 1984年
次代:
ピエール・ベレゴヴォワ
先代:
ガストン・トルン
欧州委員会委員長
1985年 - 1995年
次代:
ジャック・サンテール