シュノーケル
シュノーケルもしくはスノーケル(英: snorkel、独: Schnorchel)は、水中において空気を利用出来るようにするための用具。この用具を用いて泳ぐことはシュノーケリングもしくはスノーケリングと呼ばれる。
水中を観察する際に息継ぎを必要とせず、通常の呼吸と似たスタイルで息が吸えて楽に泳ぐことが可能。
シュノーケルを使用する際には一般的な競泳用ゴーグルや水中眼鏡ではなく、専用のマスク等が必要となる。 元来は軍用・水中レスキュー等で用いる際、身軽な行動が出来るように開発された器具であるが、近年ではレジャーダイビングにも盛んに利用されている。
[編集] 種類
今日では、多様多種のシュノーケルが各会社から発売されており機能性から見た目まで様々である。 そこでここでは、『機能性』を重視して見た場合での種類表を載せてみた、購入時の参考にしたい。
- 排水弁無しタイプ
よく見かける昔ながらの口からパイプの先まで特に変わった機構もない一般的なシュノーケル。 空気も水もそのパイプを通過するため内部に水が入った際、排水方法を知っていないと息ができなくなる。 また知っていたとしてもパイプいっぱいに水が入ってきた際の排水に必要な空気圧はかなりの物で 口の中に海水が入ってきて少々パニックに陥って過呼吸気味になっている状態で冷静に取扱説明書にあるような 「強く空気を噴出せば~」なんて事ができるようになるには要練習を要する。 なお水が入ってこなかったとしても涎が曲がり角にたまってくる為定期的に排水が必要になる。 上記の理由により練習しないと少々扱いが難しいシュノーケルだがシンプルな形なので大量生産しやすく 比較的古い形状なので型遅れと言う概念から全タイプ中最も安い値段で売られている。 またシンプルな形状ゆえに壊れにくく壊れても修理が容易い一面も持っている。
- 排水弁付きタイプ
口付近の曲がり角に排水弁を取り付けたタイプ。 この弁は、外向きの一方通行でパイプ内の浸水時の排水をパイプ上部と下向きの排水弁で分圧させる事で 排水気圧を低くする事に成功したと言う物である。 このシステムは肺活量があまりない人や子供からするとうれしい機能であったが微妙に値段を上げる原因にもなった。
- アクアドレーンタイプ
『排水弁付きタイプ』をさらに進化させて弁をもう一つ吸気口付近に追加させたようなもの。 空気、水ともに一方通行で吸気口パイプから空気が入ってきて体内へと入り、吐いた空気は曲がり角付近の排水弁から 水と空気諸共出す仕組みである、その仕組み上水が内部に入った場合すべて下から出る仕組みとなる。 高低差の観点から排水時に必要な空気圧が少なくすみ、出て行く物はすべて下から出る仕組みなので 呼吸=排水となるので涎や細かな浸水の心配も少なくてすむ。 ただしパイプ内が完全な一方通行なため排水弁付きタイプと比べると浸水時の排水に必要な気圧はチョイ高めである。 なお、上記二つと比べさらに値段が高い。
- ドライスペシャルタイプ
[編集] 危険性
気軽に使える半面、しばしば水を肺に吸い込み死亡する事故がおきている。わずかの波や使用角度によって吸気時に簡単に気道に水が入るため、パニックを起こしより強く呼吸をするため肺に水が入り、呼吸困難を引き起こす。特に使用に未熟な青少年を中心に多くの死亡事故を起こしたことから、一時は未成年者への販売を中止した経緯がある。取り扱いの不慣れな子供などに使用させる場合は、水が肺に入る可能性を示唆し、万が一入ってきた場合の対処の仕方をあらかじめ教示する必要がある。