シュトルーフェ2398

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シュトルーフェ2398 A / B
データ
元期 J2000
星座 りゅう座
赤経 18h 42m 46.7 / 46.9s
赤緯 +59°37′49 / 36″
視等級 (V) 8.94 / 9.70
特徴
スペクトル分類 M3 V / M3.5 V
色指数 (B-V) 1.53 / 1.59
色指数 (U-B) 1.11 / 1.14
変光星 閃光星
アストロメトリー
視線速度 (Rv) -0.9 km/s
固有運動 (μ) 赤経: -1,327 ミリ秒/
赤緯: 1,802 ミリ秒/年
年周視差 (π) 283.00 ± 1.69 ミリ秒
距離 11.52 ± 0.07 光年
(3.53 ± 0.02 パーセク
絶対等級 (MV) 11.20 / 11.96
詳細
質量 0.36 / 0.30 M
半径 0.55 / 0.54 R
光度 0.039 / 0.021 L
表面温度 3,500 / 3,000 K
連星のデータ
伴星 シュトルーフェ2398 B
公転周期 (P) 408
軌道長半径 (a) 12.1″
56 AU
離心率 (e) 0.53
軌道傾斜角 (i) 356°
他の名称
Σ 2398 A / B, HD 173739 / 173740, GCTP 4330.00 A / B, LHS 58 / 59, GJ 725 A / B, Gl 227-046 / 227-047, HIP 91768 / 91772, BD+59°1915, Vyssotsky 184, LCC 0230 A / 0240 B
Template (ノート 解説) 天体PJ

シュトルーフェ2398 (Struve 2398) は太陽から11.5光年の距離に存在する、2個の恒星からなる連星である。

シュトルーフェA[編集]

シュトルーフェAスペクトル分類M3.0Vの赤色矮星で、質量は太陽に比して36パーセントで、直径は55パーセントである。

この恒星はシュトルーフェBに対して偏心的な軌道を持っていることが知られているが、この観測結果は不確実である可能性がある。

0.17AUという近距離に地球型惑星が存在した場合、98日の周期で公転し、恒星からの赤外線による熱でが存在するに十分な温度を得られると考えられるが、強力な潮汐力によってのように同じ面を恒星に向けるため、永遠の日中と永遠の夜が存在することになるだろう。

シュトルーフェB[編集]

シュトルーフェBはスペクトル分類M3.5 Vの赤色矮星で閃光星であり、質量は太陽に比して30パーセントで、直径は54パーセントである。

この恒星は閃光星として珍しい特徴を持っており、一分間の内に光度を増し(2倍か、それ以上)、5時間程度持続した後、数分のうちに元の光度に戻る。

0.15AUという近距離に地球型惑星が存在した場合、39日の周期で公転し、恒星からの赤外線による熱で水が存在するに十分な温度を得られると考えられるが、強力な潮汐力によって月のように同じ面を恒星に向けるであろうし、閃光星の不安定な光度は生命を寄せ付けないだろう。

ハッブル望遠鏡[編集]

ハッブル宇宙望遠鏡による2000年度の調査では、木星型惑星は発見されなかった。


関連項目[編集]

外部リンク[編集]