シタバチ
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(シタバチ族から転送)
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シタバチ | |||||||||||||||||||||||||||
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シタバチ属の1種。和名の由来となった長い口器が確認できる。
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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英名 | |||||||||||||||||||||||||||
orchid bee |
シタバチは膜翅目(ハチ目)ミツバチ科ミツバチ亜科シタバチ族(Euglossini)に分類される昆虫の総称。
概要[編集]
メス成虫が後脚脛節に花粉籠をもつことから、ミツバチ、ハリナシバチ、マルハナバチたちの一群とされた[1]。
花から蜜を吸うための口器が長く目立つことから和名ではシタバチと呼ばれ、英語ではランの花との共生関係に着目して orchid bee と呼ばれる。中米および南米から5属約250種が知られている[2]。
体長1.5〜2センチメートル。身体は複眼以外のほぼ全身が緑や青、金色等に輝く種と、マルハナバチによく似た、黒い毛で被われ白や橙色の帯模様を持つ種がいる。オス成虫もメスのような太く特殊化した後脛節を持ち、花などから採取した化学物質を貯蔵し性フェロモンとして生成、利用する。営巣習性は種により様々で、単独性から最も単純な真社会性まで見られる。また自分では巣を作らず、他の種に労働寄生する種もいる[2]。