コソの点火プラグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

コソの点火プラグ(コソのてんかぷらぐ)とは、1961年にアメリカカリフォルニア州オランチャ(Olancha)から北東に10kmほど離れた、コソ山脈(Coso Range)で発見された点火プラグのことである。コソ加工物と呼称される場合が多い。

通常、この点火プラグがオーパーツとして紹介される際には、プラグを覆っていた石化した土を地質学者が鑑定を行ったところ、50万年前という鑑定結果が出されたと言われることが多い。

しかし実際には、アメリカ点火プラグコレクター協会の会長、同協会副会長、コレクター、点火プラグの私立博物館館長という、全米を代表する4人の点火プラグコレクターたちが「コソ加工物」のX線写真をもとに鑑定を行っており、その結果「1920年代にアメリカのチャンピオン社によって造られた点火プラグに間違いない」という、メーカー名まで一致した鑑定結果が出されている。

ちなみに「ある地質学者が鑑定を行ったところ50万年前という鑑定結果が出た」という話については、発見者の一人であるヴァージニア・マクシー(Virginia Maxey)がそう言っているだけで、その地質学者が誰だか分からないなど、証拠となるものが何もなく、著しく信憑性に欠ける話であることに注意されたい。また、鍾乳石の中から発見されたとされる場合もあるが、実際は点火プラグを核に泥の塊になっていただけだ。との指摘もある。

なお、現物は行方不明となっており、写真しか現存していない。

[編集] 参考文献

皆神龍太郎志水一夫、加門正一 『新・トンデモ超常現象56の真相』(太田出版、2001年) ISBN 4872335988

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

他の言語