ゲルツ

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9×12cm判タロー・テナックス

ゲルツC. P. Görz )は、ドイツにかつて存在したカメラ及びレンズのメーカーである。古くは「ゴルツ」と日本語表記されていたが、これは誤りである。

概要[編集]

製品一覧[編集]

カメラ[編集]

ミニコード

アンゴー[編集]

日本では新聞社に写真部ができた当初の大正年代から報道カメラとして使われ、日本最初の報道用を代表するフォールディングプレスカメラ。

テナックス[編集]

現行当時はイカのベベと並び称された名機であった。各種のカメラがある。

ボックステンゴール[編集]

ミニコード[編集]

  • ミニコードMinicord 、1951年発売) - オーストリア支社が製造した二眼レフカメラ。16mmフィルムを専用ダブルマガジンで使用し10×10mm判。レンズはヒルゴール(Hilgor )25mmF2。

写真用レンズ[編集]

セロール[編集]

セロール(Celor )は4群4枚構成。エミール・フォン・フーフ設計。元々は「ゲルツドッペルアナスチグマートシリーズIb」であったが1904年よりセロール銘となる。

大判用[編集]
  • ドイツ生産
    • 0番 - 12cmF4.5。
    • 1番 - 15cmF4.5。
    • 2番 - 18cmF4.5。
    • 3番 - 21cmF5
    • 4番 - 24cmF5。
    • 5番 - 27cmF5。
    • 6番 - 30cmF5.5。
    • 7番 - 36cmF5.5。
    • 7a番 - 42cmF5.5。
    • 8番 - 48cmF5.5。
  • アメリカ生産
    • 000番 - 2+3/8inF4.5。
    • 000a番 - 3inF4.5。
    • 00番 - 3+1/2F4.8。
    • 0番 - 4+3/4inF4.8。
    • 0a番 - 5inF4.8。
    • 1番 - 6inF4.8。
    • 2番 - 7inF4.8。
    • 3番 - 8+1/4inF5。
    • 4番 - 9+1/2inF5。
    • 7番 - 14inF5.5。
    • 7a番 - 16+1/2inF5.5。
    • 8番 - 19inF5.5。

ダゴール[編集]

ゲルツを代表する名レンズ。エミール・フォン・フーフ設計。2群6枚構成。

ドグマー[編集]

ドグマー(Dogmar )。

大判用[編集]
  • アメリカ生産
    • 0番 - 5inF6.3。
    • 2番 - 7inF6.3。
    • 3番 - 8+1/4inF6.3。
    • 4番 - 9+1/2inF4.5。
    • 5番 - 10+3/4inF4.5。
    • 6番 - 12inF5.5。

ゲルツドッペルアナスチグマート[編集]

  • ドイツ生産、シリーズIc。シリーズ1b(セロール)の手提げ暗箱用。
    • 0番 - 12cmF6.3。
    • 1番 - 15cmF6.3。
    • 2番 - 18cmF6.3。
    • 3番 - 21cmF6.3。
    • 4番 - 24cmF6.3。
    • 5番 - 27cmF6.3。
  • ドイツ生産、シリーズIIa。後玉のみで使用するとF11。カール・ツァイスプロター(シリーズVII)に対抗するためダゴール(シリーズIII)の後継として設計されたが、2群10枚で製造コストが高く間もなく製造中止となった。
    • 0番 - 12cmF5.5。
    • 1番 - 15cmF5.5。
    • 2番 - 18cmF5.5。
    • 3番 - 21cmF5.5。
    • 4番 - 24cmF5.5。

ハイペルゴン[編集]

ハイペルゴン(Hypergon )は2群2枚の広角レンズ。エミール・フォン・フーフ設計。風車様のものがレンズ中心にあり、風車なしと風車あり(露光中は風車を回転させる)で多重露光を行い周辺光量の低下を補正する。レンズシャッターは使用できない。

大判用[編集]
  • 000番 - 2+3/8in
  • 00番 - 3+1/2
  • 1番 - 6in
  • 2a番 - 7in

パンター[編集]

パンター(Pantar )は2群8枚。ドッペルアナスチグマートシリーズIIaの後継として設計された。ツァイス・イコンになってからコンタフレックス用に3群3枚の同名レンズがあるが全くの別設計である。

シントール[編集]

シントール(Syntor )は4群4枚構成。元々は「ゲルツドッペルアナスチグマートシリーズId」であったが1904年よりシントール銘となる。

大判用[編集]
  • ドイツ生産
    • 0番 - 12cmF6.8。
    • 1番 - 15cmF6.8。
    • 2番 - 18cmF6.8。
    • 3番 - 21cmF6.8。

映画用レンズ[編集]

キノ・ハイパー[編集]

キノ・ハイパー(Kino-Hypar )。

Cマウント[編集]

パイヤールボレックスに供給された。

  • キノ・ハイパー0.6inF2.7
  • キノ・ハイパー1inF2.7
  • キノ・ハイパー1+5/8inF2.7
  • キノ・ハイパー1+5/8inF3
  • キノ・ハイパー2inF2.7
  • キノ・ハイパー2inF3
  • キノ・ハイパー3inF2.7
  • キノ・ハイパー3inF3
  • キノ・ハイパー4inF2.7
  • キノ・ハイパー4inF3

関連項目[編集]