ケルシュ

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ケルシュを注いだシュタンゲ
シュタンゲを挿したクランツ

ケルシュ(独:Kölsch)は、ドイツケルン地方で伝統的に醸造されているビールスタイルの一種。アルコール度数は5%前後とされている[1]

ケルシュにおける条件の目安[1]
初期比重 1.042-1.048
最終比重 1.008-1.012
アルコール度数 4.8-5.2%
IBU 20-32
色度数 3-5 SRM

詳細[編集]

ドイツケルン地方で醸造されるケルシュは、大麦麦芽と小麦麦芽から作られる。ビール純粋令では、小麦麦芽の比率は50%未満と定められていた。

上面発酵酵母を使用しながら、下面発酵並みの低温で熟成させるので、フルーティな酸味がある。通常、シュタンゲ(独語: Stange)と呼ばれる200mlの円柱型の細長いタンブラーグラスで提供される。シュタンゲは、クランツ(独語: Kranz)と呼ばれるお盆で運ばれる。

なお、ビール純粋令では、ケルシュと名乗れるのはドイツケルン地方で醸造されたビールだけとされていた。そのため、日本などで醸造されている同種のビールはケルシュ風スタイルなどと呼ばれる。

ケルシュのブランド[編集]

ドム ケルシュ

脚注[編集]

  1. ^ a b 日本地ビール協会. “JCBA ビアスタイル・ガイドライン カテゴリーC”. 2008年2月3日閲覧。