グムンデン軌道線

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シュターン・ハッファール旅客交通
路線番号174
路線総延長km
軌間1,000 mm
電圧600 V(交流
最大勾配 100 パーミル
最小半径40 m

グムンデン軌道線(グムンデンきどうせん、ドイツ語: Straßenbahn Gmunden)は、シュターン・ハッファール旅客交通の鉄道線の名称である。路線番号は161だが、2018年以前は174であった。オーストリア国鉄のグムンデン駅と、グムンデン市内を結ぶ路線である。

2018年9月1日にフランツヨーゼフ広場駅-グロスター広場駅間が開業し、161号線との直通運転を実施した[1][2]グムンデン - フォルフドルフ線の併用軌道区間であったグロスター広場駅-グムンデン湖畔駅間はグムンデン軌道線に編入された。かつて、ラートハウス広場にオーストリア国鉄ランバッハ-グムンデン地方線の前身となったブドヴァイス-リンツ-グムンデン馬車鉄道の終点があり、ラートハウス広場駅とグムンデン-フォルフドルフ線のエンゲルホフ地方線駅の間のルートは馬車鉄道のルートと類似している。

運行形態[編集]

  • グムンデン駅前 - グムンデン湖畔駅 - フォーフドルフ・エッゲンベルク
    全て各駅停車。平日毎時4本、休日毎時3本の運行。一部はグムンデン国鉄駅で、170号線オーバートラウン方面・アトナンク方面双方の列車と接続する。グムンデン湖畔駅以東については161号線の記事を参照。
    過去の運行状況
    2018年以前は、グムンデン駅前 - フランツヨーゼフ広場の運行であった。1時間に2本の運行であった。
    2018年9月にクロスター広場まで延伸され、グムンデン - フォルフドルフ線との直通運転を開始。大幅増発され、現在の本数となった。

車両[編集]

出入口は、湖畔駅に向かって左側だけにある。

路線[編集]

  • 単線:国鉄駅前駅-フランツヨーゼフ広場駅
  • 複線:フランツヨーゼフ広場駅-グムンデン湖畔駅

駅一覧[編集]

路線図
青色がグムンデン軌道線

以下では、グムンデン軌道線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。なお、全て各駅停車である。

路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 所在地
161 国鉄駅前駅 - 0.0 170号線 オーバーエスターライヒ州 グムンデン郡
陶器駅 0.60 0.60  
ロザリオ駅 0.40 1.00  
テニス広場駅 0.36 1.36  
クーファーツァイレ駅 0.24 1.60  
郡中隊区駅 0.45 2.05  
フランツヨーゼフ広場駅 0.27 2.32  
ラートハウス広場駅 0.22 2.54  
クロスター広場駅 0.35 2.89  
グムンデン湖畔駅 0.15 3.04 161号線

脚注・出典[編集]

  1. ^ BROSCHÜREN, FAHRPLÄNE UND INFORMATIONEN
  2. ^ Neue Traunsee-Tram in Betrieb genommen auf ORF-Oberösterreich vom 1. September 2018 abgerufen am 2.Septemeber 2018