カシマさん

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カシマさんとは、日本都市伝説の一種。「鹿島大明神・カシマさま・カシマレイコ[1][2]・仮死魔霊子[3]」などとも呼ばれる。

概要[編集]

「過去に起きた悲惨な事件」の話を知ってしまった者に、電話や夢で「謎」の問いかけがある。これに正しく答えられないと身体の一部を奪われ死ぬ、というもの。その導入部の一例として

  • 「戦時中、米兵に両手足を撃たれ、苦しみ抜いて死んだ郵便配達員がいた」
  • 「終戦直後の混乱期に、米兵に強姦された女性が列車に投身自殺をした」

などがあり、他にも数多くのバリエーションが伝わる。

委細・派生[編集]

「謎」の内容は、「脚いるか?」・「この話を誰に聞いた?」とされることが多く、「正しい答え」としては

  • 「手をよこせ」と言われたら「今使ってます」
  • 「脚をよこせ」と言われたら「今必要です」
  • 「その話を誰から聞いた」と聞かれたら「カシマさん」・「カは仮面(火事)のカ、シは死のシ、マは魔のマ、レイは霊のレイ、コは事故のコ」

などが有名であり、謎・正解とも多くのバリエーションが存在する。

  • 現れるものは、「身体の一部が欠損した女性[4]、身体がケロイド状の女性、旧日本軍兵士[4]など様々である。
  • 「この呪いに起因すると思われる事件の起きた場所に印をつけ、線で結んでいくと、頭、腕、足がない胴体の輪郭になった」と続く派生もある。
  • 加古川市高砂市で、この呪いによる死亡事件が新聞で報道されパニックになった」という話が付加される場合もある。
  • テケテケ」の正体として語られることもある。

鹿島大明神[編集]

参考文献[編集]

  • 呪いの都市伝説 カシマさんを追う 著:松山ひろし 発行:アールズ出版 2004年11月 ISBN 978-4901226851

脚注[編集]

  1. ^ 宇佐和通 『THE都市伝説』 新紀元社、2004年、30頁。
  2. ^ 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、3-8頁。
  3. ^ 渡辺節子編著 『魔女の伝言板日本の現代伝説』白水社 、1995年、123頁。
  4. ^ a b 松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、8頁。