エイケネラ属
エイケネラ属 | ||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Eikenella Jackson & Goodman 1972 | ||||||||||||||||||
下位分類(種) | ||||||||||||||||||
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エイケネラ属はナイセリア科に属する属の一つで、グラム陰性の非芽胞形成通性嫌気性球桿菌。鞭毛は持たない。発見時はバクテロイデス属とみなされていたが、分類学の進展に伴い後に新しい属として設けられた。基準種のエイケネラ・コローデンスのみが知られている。属名はデンマークの生物学者で基準種を発見したモルゲンス・エイケンに因む。GC含量は56から58。
口腔内や腸内に生息し、歯周病の原因菌の一つとみられている。硝酸を亜硝酸に還元する硝酸還元菌の一種で、オキシダーゼ陽性、カタラーゼ及びウレアーゼは陰性。
参考文献[編集]
- Paul Singleton, Diana Sainsbury 著、太田次郎監訳『微生物学・分子生物学辞典』朝倉書店、1997年3月。ISBN 4254170912。 NCID BN16090609。