インゲボルク・ヴェングロール

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インゲボルク・ヴェングロール(Ingeborg Wenglor, 1926年1月1日[1] - 2014年11月19日)は、ドイツソプラノ歌手[2][3]。本名はインゲボルク・ヴェーニヒ(Ingeborg Wenig)。

ドレスデン出身。カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学でエリザ・シュテュンツナーに声楽を学んだ。1948年にデッサウでアルベルト・ロルツィングの《刀鍛冶》の上演にマリー役として参加して初舞台を踏んだ。1949年からライプツィヒ歌劇場に所属し、1955年からベルリン国立歌劇場に移籍した。1974年に歌手活動を引退し、ベルリン高等音楽院で後進の指導に当たった。

ベルリン近郊グリーニッケにて没。

脚注[編集]

  1. ^ Karl-Josef, Kutsch; Riemens, Leo; Rost, Hansjörg (2013) (ドイツ語). Grosses Sängerlexikon. K.G.Saur. p. 5014. ISBN 9783598440885. OCLC 823897588 
  2. ^ インゲボルク・ヴェングロール - Discogs
  3. ^ “TODESFÄLLE – Stand Januar 2015”. Online Merker. (2015年1月6日). オリジナルの2019年1月10日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/nXuJ1 2019年1月10日閲覧。