イバゲ

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イバゲー
Ibagué
コロンビアの旗
—  自治体  —


印章
愛称:コロンビアの音楽の街
Ciudad musical de Colombia
トリマ県における自治体とその都市部の位置
座標: 北緯4度26分00秒 西経75度14分00秒 / 北緯4.43333度 西経75.23333度 / 4.43333; -75.23333
コロンビアの旗 コロンビア
地域 アンデス地域
トリマ県の旗 トリマ県
建設 1550年10月14日
行政
 - 市長 ルイス・エルナンド・ロドリゲス・ラミーレス
面積
 - 自治体 1,498km2 (578.4mi2)
標高 1,285m (4,216ft)
人口 (2005年)
 - 自治体 498,401人
 都市部 468,647人
等時帯 東部標準時 (UTC-5)
ウェブサイト www.alcaldiadeibague.gov.co

イバゲーIbagué)は、コロンビアの都市。トリマ県の県都でもある。中央山地の東部、標高1,285m地点に位置し、付近をコエージョ川支流のチパーロ川とコンベイマ川が流れる。人口は49万8401人で、そのうち46万8647人が都市部に住んでいる。

首都ボゴタカリペレイラなどとを結ぶ交通の要衝に位置するため、商業が盛ん。また、周辺の肥沃な大地ではコーヒー、カカオ豆、タバコ、サトウキビ、コメなどが栽培されている。進んだ音楽教育が受けられ、年中音楽イベントが催されるため「コロンビアの音楽の街」と呼ばれている。

歴史[編集]

1550年10月14日にスペイン人のアンドレス・ロペスによって現在のイバゲーの前身となる「ビジャ・デ・サン・ボニファシオ・デ・イバゲー・デル・バジェ・デ・ラス・ランサス」(新芽の谷のイバゲーの聖ボニファティウスの町の意)という町が築かれた。しかし、先住民のピヤオ族から頻繁に襲撃を受けたため、1551年2月7日に42km離れた地点に町ごと移転した。現在、町があった場所はカヤマルカという自治体の都市部になっている。1854年の4月から12月にかけては近隣のチャパラル村出身の軍人で政治家のホセ・マリーア・メロが主導したクーデターにより、ヌエバ・グラナーダの首都になった。その後、1908年にトリマ県が設立されると県都になった。1945年にはトリマ大学が設立され、1954年には州立大学になった。

ローマ・カトリックのイバゲー教区の中心都市でもある。

地理[編集]

県の中央部、アンデス地域に位置し、北、西、南の三方を山に囲まれている。

気候[編集]

イバゲーの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 28.3
(82.9)
28.3
(82.9)
28.3
(82.9)
27.2
(81)
27.2
(81)
28.3
(82.9)
29.4
(84.9)
29.4
(84.9)
28.9
(84)
27.2
(81)
26.7
(80.1)
27.2
(81)
28.1
(82.6)
平均最低気温 °C (°F) 18.3
(64.9)
18.9
(66)
18.9
(66)
18.9
(66)
18.9
(66)
18.9
(66)
18.3
(64.9)
18.9
(66)
18.9
(66)
18.9
(66)
18.3
(64.9)
18.3
(64.9)
18.7
(65.7)
降水量 mm (inch) 78.7
(3.098)
96.5
(3.799)
137.2
(5.402)
193.0
(7.598)
238.8
(9.402)
119.4
(4.701)
71.1
(2.799)
99.1
(3.902)
160.0
(6.299)
231.1
(9.098)
167.6
(6.598)
114.3
(4.5)
1,706.9
(67.201)
出典: The Weather Channel Interactive, Inc. 2009年6月

火山活動[編集]

アンデス火山帯に位置するイバゲーにはトリマ山とセロ・マチン山の二座の活火山が街のすぐ近くに聳えている。そのうちセロ・マチン山は800年前から火山活動をしていないが、近年では地震活動が活発化している。そのため、コロンビア地理・鉱山学院では火山活動の変動を示す第三類に分類されている[1]。イバゲーは噴火を想定した防災マップを策定したことがあるが、それによると街は火山から近いにも関わらず影響はないとされた[2]

交通[編集]

この地域ではいくつかの路線バス会社があり、都市部と近隣の村々とを結んでいる。

イバゲーでは国道40号線と43号線が交差しており、東へは首都ボゴタに、西へはアルメニアに、北へはオンダに至る。市内の長距離バスターミナルからは国内のほとんどの大都市に便が出ており、特にボゴタ、カリメデジン便が多い。カルタヘーナバランキージャへは夜行バスも出ている。サンタ・マルタ便は時季によっては運航されない。

市街地から10km東へ行くとペラーレス空港があり、ボゴタとメデジンの間で一日数便が運航されている。

サン・ホルヘ植物園からの眺め

出身有名人[編集]

  • オスカル・エスカンドン - ボクサー
  • ハイロ・アルベルト・ボカネグラ・ペナ - 歌手
  • パトリシア・カイセド - ソプラノ歌手
  • ハメス・カノン - 作家

脚注[編集]

  1. ^ Ingeominas” (Spanish). Manizales, Colombia: Ingeominas (2009年8月1日). 2009年8月13日閲覧。
  2. ^ Mapa de amenaza del Cerro Machín” (Spanish). Manizales, Colombia: Ingeominas (2008年12月9日). 2009年8月13日閲覧。