アルバート・ブライアン

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アルバート・ブライアン
Albert Bryan Jr.
生年月日 (1968-02-21) 1968年2月21日(56歳)
出生地 アメリカ領ヴァージン諸島の旗 アメリカ領ヴァージン諸島
セント・トーマス島
出身校 ウィッテンバーグ大学英語版 (BA)
ヴァージン諸島大学 (MBA)
所属政党 民主党_(アメリカ)
配偶者 ヨランダ・カボデヴィラ
(1998年結婚)
子女 2
公式サイト [1]

当選回数 2
在任期間 2019年1月7日 -
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アルバート・ブライアン・ジュニア英語: Albert Bryan Jr.; 1968年2月21日 - )は、アメリカ合衆国ヴァージン諸島出身の政治家。第9代アメリカ領ヴァージン諸島知事民主党員。2007年から2015年まで労働総監を務めていた。

経歴・人物[編集]

1968年、ブライアンはアメリカ領ヴァージン諸島セント・トーマス島で5人兄弟の長男として生まれた。主都シャーロット・アマリーのサヴァン地区で幼少期を過ごし、10代の頃にセント・クロイ島に移住。1985年、セント・ダンスタンズ・エピスコパル高校を卒業[1]1989年ウィッテンバーグ大学英語版で経済学の学士を取得し、2003年バージン諸島大学経営学修士を取得した[1]

2007年、ブライアンはジョン・デ・ヨング知事によってヴァージン諸島労働長官に任命された。2015年にデ・ヨングの任期終了とともに労働長官を退職し、コンサルティング会社のAabra Groupと人材紹介会社のMaster StrategiesのCEO兼社長を務めた[1]

妻ヨランダ・カボデヴィラ(Yolanda Cabodevilla)との間には二人の子供がいる[1]

政治家として[編集]

2018年8月4日、ブライアンは民主党の知事選予備選挙に勝利した。得票率は39.23%と伸び悩んだものの、対立候補のアリソン・ペトリュス(得票率:33.67%)とアンヘル・E・ドーソン・ジュニア(得票率:26.68%)を破った[2][3]。総選挙では、現職のケネス・マップは得票率33%と伸び悩み、ブライアンは得票率38%でわずかに上回った。過半数を超える票を得た候補がいなかったため、マップとブライアンの間で決選投票が行われた。投票の結果、ブライアンが55%の票を獲得し、現職のマップを破り、初の知事当選を果たした[4]

参考文献[編集]

  1. ^ a b c d Governor Albert Bryan Jr.”. Government of the U.S. Virgin Islands. 2021年1月6日閲覧。
  2. ^ Unofficial Territorial Results (8-14-18)”. 2018 General Election. Election System of the Virgin Islands (2018年8月14日). 2021年1月6日閲覧。
  3. ^ Albert Bryan elected Governor of the U.S. Virgin Islands”. 2019年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月6日閲覧。
  4. ^ Unofficial Runoff Results - 9:05pm (Web)”. 2018 General Election. Election System of the Virgin Islands (2018年11月20日). 2021年1月6日閲覧。
党職
先代
ドンナ・クリスティアン・クリステンセン
民主党
アメリカ領ヴァージン諸島
知事選候補者

2018年、2022年
現職
公職
先代
ケネス・マップ
アメリカ領ヴァージン諸島知事
第9代: 2019年 – 現在
現職