アシナガグモ
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Tetragnatha praedonia | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| アシナガグモ(脚長蜘蛛) |
アシナガグモ(脚長蜘蛛、Tetragnatha praedonia)は、アシナガグモ科アシナガグモ属のクモである。体も足も細長く、顎が大きく発達する。
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[編集] 特徴
アシナガグモ属のクモは、いずれも細長い腹部、細長い足、よく発達した鋏角を持つ。山地から平地にわたって十数種が分布するが、最も普通なのはアシナガグモとヤサガタアシナガグモ T. maxillosa である。いずれも水辺に多く、特にヤサガタアシナガグモは、水田に特に多く、害虫の天敵として重視される。
アシナガグモは、やや短めの頭胸部と、前が膨らんだ棒状の腹部を持つ、前身が灰色のクモである。足はそれぞれに細長く、特に前足は長い。鋏角は、第1節はこん棒状で横に張り、第2節は鎌の先となってとがっている。第1節には第2節と咬み合うように歯が並ぶほか、特に雄では外側に向けても刺が出ている。幼虫では鋏角は未発達である。
この鋏角の刺は、獲物を捕らえるためよりは、配偶行動に用いるためのもののようである。雄は雌と交接するとき、雌の鋏角に自分の鋏角をからませて、相手の動きを封じるようである。
[編集] 捕食法
アシナガグモ類は、目の粗い水平円網を作る。アシナガグモの成虫で直径50cm程度が普通である。特に、網中央の蜘蛛がとまる部分であるこしきを、網が完成する時に食い破って穴にするため、無こしき網と呼ばれる。昼間から網を張っている場合もあるが、多くは夕方から網を張りはじめ、夜に虫を捕らえる。
しかし、違った形の網をはる場合もある。普通、丸網は枠の内側に邪魔なものがない空間に網を張る。例えば、2本の枝の間に何もないような状態である。ところが、アシナガグモの幼虫は、時折2本の枝の間に、もう1本枝が入っている状態でも網を張る。この場合、網は中断され、中央の網の両側に丸網を半分づつ張った形になる。クモは中央の枝の裏側に止まって身を隠す。
また、他のクモの網の枠糸を利用するのも見られる。ジョロウグモの網の枠糸に、小さなアシナガグモが網を張っているのが時に見られる。渓流では夕方から夜にかけて、カゲロウやカワゲラなどの水生昆虫の成虫が羽化するため、水面上に網を張ると多くの餌が得られる。そのような場所では、タニマノドヨウグモなど、渓流の両岸の間に網を張ることのできる種が中央を占め、アシナガグモはその透間に網を張る。さらに、富栄養の溝などのように、ユスリカなど、より多くの昆虫の発生が集中するところや、明かりの下など虫が集まってくる場所では、網を張らずに直接に虫を捕まえることも行なう。
[編集] 近縁種
近縁のシロカネグモ Leucauge も普通種である。長い足と、楕円形で銀色に輝く腹部が特徴で、鋏角はそれほど発達しない。やはり水平円網を張る。人家周辺や野原にチュウガタシロカネグモ L. blanda が、渓流沿いにはオオシロカネグモ L. mabnificaが普通に見られる。
[編集] 分類
アシナガグモ科 Tetragnathidae
- アシナガグモ属 Tetragnatha
- アシナガグモ、ヤサガタアシナガグモ、ハラビロアシダカグモ、ウロコアシナガグモ 他
- シロカネグモ属 Leucauge
- オオシロカネグモ・チュウガタシロカネグモ、コシロカネグモ 他
- ジョロウグモ属 Nephila
- ジョロウグモ、オオジョロウグモ
- アズミグモ属 Menosira
- キンヨウグモ
- ヒメアシナガグモ属 Dyschiriognatha
- ヒメアシナガグモ