とうじ魔とうじ

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とうじ魔とうじ(とうじまとうじ)は、日本のアーティスト。妻は塔島ひろみ。“目で見る音”をコンセプトに、楽器以外の日用品を使い独自のサウンド・パフォーマンスを行う傍ら、コラムの執筆、テレビ・ラジオ出演、講演会、プロデュース他、幅広く活躍する特殊音楽家。

経歴[編集]

20歳から23歳の3年間に不動産の広告会社に勤め、「人生でただ一度のサラリーマン生活」を経験する[1]。1987年、「たま」の知久寿焼石川浩司らと「とうじ魔とうじバンド」を結成、特異の言語感覚で綴るポップ幻想歌謡集『移動式女子高生』を発表。

1989年、美術家の松本秋則、舞踏家の村田青朔との3人でパフォーマンス・ユニット「文殊の知恵熱」を結成し、公演やワークショップ、映画出演、結婚披露宴の営業、慰問活動を展開中[2]

また、放送禁止歌の収集家でもあり、森達也のドキュメンタリー「放送禁止歌」(1999年)にも出演している。

著書[編集]

CD[編集]

  • 『移動式女子高生』インディペンデントレーベル(1992年12月10日)
  • 『とうじ魔とうじの声体験』インディペンデントレーベル(2000年9月15日)

脚注[編集]

  1. ^ 佐藤和歌子『間取りの手帖』株式会社リトル・モア、2003年、76頁。 
  2. ^ プロフィール とうじ魔とうじ公式サイト


関連項目[編集]

外部リンク[編集]