薩摩狂句

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さつま狂句
ジャンル 視聴者参加型番組
司会者 笹田美樹(MBCタレント)
国・地域 日本の旗 日本鹿児島県
言語 日本語
製作
製作 南日本放送
レギュラー放送
放送局南日本放送(MBCテレビ)
映像形式4:3→16:9
音声形式モノラルステレオ
放送国・地域日本の旗 日本・鹿児島県
放送期間1974年 - 放送中
放送時間日曜日6:05 - 6:15
放送分10分
MBC「さつま狂句」

特記事項:
出演者及び放送時間は2020年12月現在。
2008年3月25日までは火曜10:28 - 10:35、2008年4月1日から2014年9月30日までは火曜10:25 - 10:35、2014年10月7日から2017年9月26日までは火曜10:20 - 10:30に放送されていた。
マスターズ・トーナメント』『世界陸上』等のスポーツ中継、及び特番放送時は休止。
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薩摩狂句(さつまきょうく)は、狂句の一種。鹿児島県[注釈 1]で創作され、鹿児島弁を用いておこなわれる。

地元では、テレビラジオ新聞で作品を紹介することが頻繁にあり、地域によって名称を変えた狂句のサークルがある。

概要[編集]

句全体に鹿児島弁の特徴を用いる。五・七・五で詠むのは俳句と同じだが、薩摩狂句は普段の生活など人間社会の中にある可笑しみ皮肉、人情味などを表現することを基本とする。

五・七・五縛りで字余りは許されず、たとえば「受験生」を「じゅけんせい」と読むことが出来るが、「浪人生」を「ろうにんせい」と読むことは出来ないため、この場合は「ろにんせい」のように無理やり縮める。

動詞で終わる場合は最後が「っ」になり、「来る」は「来(く)っ」、「回る」は「回(まわ)っ」となる。

本句とは別に七・七または七・五のオチをつける「唱(しょう)」をつける場合がある。

南日本新聞や後述の番組でも、薩摩狂句のコーナーが古くから存在している。

薩摩狂句を題材とした番組[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 特に西部。
  2. ^ 『おやっと5』や『さきどり!情報かごしま』から引き継がれ『ひるまえクルーズかごしま』と『情報WAVEかごしま』内の1コーナーとして放送。
  3. ^ このコーナーの収録現場をローランドと共に夏井いつきが訪れた模様が、NHK Eテレ『夏井いつきのよみ旅!』で2021年(令和元年)7月15日に放送された[2]

出典[編集]

  1. ^ 南日本放送35周年記念出版委員会「ラジオ編 MBCラジオの看板番組」『未来を拓く MBC35年のあゆみ』MBC南日本放送、1988年、17 - 18頁。 
  2. ^ "in鹿児島(前編)". 夏井いつきのよみ旅!. 2021年7月15日. NHK Eテレ. 2024年2月10日閲覧

外部リンク[編集]

南日本放送 火曜10:25 - 10:28
前番組 番組名 次番組
番組フラッシュ1025
さつま狂句
(2008.4.1 - 2017.9.26)
  • 3分拡大、10:25 - 10:35→10:20 - 10:30。
ひるおび!第1部
※10:25 - 11:20
南日本放送 火曜10:20 - 10:25
ズバッと!鹿児島
※10:00 - 10:25
  • 5分繰り上げて継続
さつま狂句
(2014.10.7 - 2017.9.26)
  • 5分繰り上げて継続
テレビショッピング
※9:55 - 10:25
南日本放送 日曜6:05 - 6:15
  • 10分繰り上げて継続
さつま狂句
(2017.10.8 - )
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