こいこい

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こいこい

こいこいとは、2人で遊ぶ花札の遊技の一つである。

目次

概要 [編集]

手札の花と場札の花を合わせてそれを自分の札とし、獲得した札で役(花札の項を参照)を成立させて得られる得点を競う。

最終的な勝敗の決め方は、あらかじめ決められた得点以上を挙げた者を勝者とする方法と、競技を1月から12月までの12回行い、得点の多い者を勝者とする方法がある。

競技の流れ [編集]

  1. 競技を始める前に、最初の親と子を決定する。2人で札を引き、札種の月が早い札を引いた者が親、もう一方が子となる。
  2. 場に8枚、手札が親子それぞれ8枚となるように札を配り、残りは山札として伏せておく。
  3. 競技者は親から交互に次の行動を繰り返す。
    1. 手札から1枚取り出して場に出す。このとき、同じ札種(同じ月、植物)の札が場札にあれば、2枚は自分が獲得した札となり、自分の脇に置く。なければ場札に加えられる。
    2. 山札をめくって場に出す。同様に、めくった山札と同じ札種の札が場札にあれば、2枚は自分が獲得した札となり、自分の脇に置く。なければ場札に加えられる。
  4. 自分の番が終了した時点で獲得した札によって役が成立していれば、競技を継続するかしないかを決めなければならない。競技を継続する場合の呼称が「こい」であり、この競技の名称にもなっている。
  5. 競技を止めた場合、止めた者に成立した役によって得点が入る。もう一方の者は自分に役が成立しているかいないかに関わらず0点となる。
  6. 一つの競技が終わったら札を混ぜて札を配り直し、次の競技を始める。最終的な勝敗が決まるまでこれを繰り返す。親と子については、前の競技で得点を挙げた者を親とする方法と、前の競技の結果に関係なく親と子を交互に繰り返す方法がある。

競技の特徴 [編集]

  • 「こい」をした場合、得点の上積みが期待される反面、新たに得点が増えない限り競技を止めることができないため、先に相手に役が成立し、相手に点数を与えてしまう場合もある。「こい」をするかしないかの駆け引きが、この遊技の醍醐味である。
  • 役や得点についてはローカルルールがあるため、競技の前に競技者同士でルールを確認する必要がある。
  • 役や点数計算のわかりやすさから、コンピュータの花札ゲームとしてよく用いられている。アーケードゲームでの花札は、ほとんどがこいこいのルールである。

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各役は花札共通のもので、その詳細は花札の役の項に書かれているのでここでは役名を上げるだけに留める。

こいこいで一般的に採用される役は以下の通り。

  • 五光
  • 四光
  • 雨四光
  • 三光
  • 猪鹿蝶
  • 青短
  • 赤短
  • たん[1]
  • たね[1]
  • かす[1][2]

ほとんどの場合、これに加えて

  • 月見で一杯[3]
  • 花見で一杯[3]

が採用される。

8枚ずつの手札を出し終えても両者が得点を得られなかった場合は、以下のどちらかの役になる場合がある。

つかず
子の勝ちとして、子に得点を与える。
親権
親の勝ちとして、親に得点を与える。

いずれも「こいこい」をしなかった場合に限る場合もある。

  • その他、地域やグループによっては、以下の役も採用される場合がある。
  • 月札
  • 七五三
  • くっつき[3]
  • 手四[3]

脚注 [編集]

  1. ^ a b c たね・たん・かす の3役は、「こい」の宣言後に枚数が増えた場合そこで新たな役が成立したとみなし競技を止めることができる。
  2. ^ 「菊に盃」の札をかす札の枚数に算入することができる。
  3. ^ a b c d 任天堂サイト内のルールでは採用されている。

関連項目 [編集]