ケアベア

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ケアベアは一連のクマのキャラクターの総称。

概要[編集]

ケアベアは普段は「Care-a-Lot」(ケア・ア・ロット)という雲の上の国に住んでいて、子供たちが安心して成長出来るように見守っている。 一人ひとり違った使命を帯びており、子供たちが大切な心を忘れた時には「ケア」(Care)しにやってくる。

日本でも有名な「チアベア」以下、現在36種類のケアベアが発売されたが 生産中止でレアになっているものも多い。 日本をテーマにした「スイートサクラベア」も作られ、日本での人気ぶりをうかがい知ることが出来る。

ケアベアの歴史[編集]

1981年にアメリカン・グリーティングスによって作られた、グリーティングカードの絵柄が始まりで、元々のイラストはElena Kucharikが描いていた。1983年にKennerがケアベアの形態をテディベアに変更した。

すべてのクマはそれぞれ違った色をしており、臍のあたりに彼らの役割や人格などをしるしたシンボルがある。これは"tummy symbol"として知られていたが、2007年の映画『ケアベア ずっこけベアの大冒険』では、"belly badges"に変更された。

1985年にはケアベアカズンズというケアベアの姉妹版のキャラクターが生まれ、このようなキャラクターにはテディベアのスタイルが用いられたライオンやサル、ペンギン、ウサギなどがいる。 ケアベアのテレビシリーズは1985年から1988年まで放送され、その間に The Care Bears Movie (1985), 『おとぎの星のこぐまたち』 (1986)、The Care Bears Adventure in Wonderland (1987)という3本の劇場版が公開された。

2002年、ケアベアはデザイン変更がなされ、2007年に25周年としてPlay-Along Toysによって製作・販売されたラインナップには蓄光ベアや触るとへそが光るベア、エアロビック・ベアなどがリリースされ、この間『ケアベア ジョークタウンへの旅』(2004)と『ケアベア お願いベアの願いごと! 』(2005)というコンピュータアニメーションを用いたOVAが公開された。

2008年現在でも、ケアベアの市場展開は行われている。 ケアベアの商標およびキャラクターデザインの著作権はアメリカン・グリーティングスの子会社 Those Characters from Clevelandが所有している[1]。しかし、2008年7月27日、ケアベアとストロベリー・ショートケイクの権利を同年9月30日クッキー・ジャー・エンタテインメントに売ることを発表した。2008年11月現在、契約がうまくいったかどうかは不明である[2]。しかし、2008年11月American Greetingsがケアベアのデザインのマイナーチェンジを行うと発表した。

アメリカ国外での展開[編集]

メディア展開[編集]

おとぎの星のこぐまたち(Care Bears Movie II: A New Generation)[編集]

映画版第2作の日本語吹き替え版。ケアベア達が子供たちと協力してキャンプ場に現れた邪悪な心の化身「ダーク・ハート」と戦う物語。

アメリカ合衆国とカナダでは 1986年3月7日に劇場公開された[3]

日本では1990年11月21日にVHSがリリースされた。

スタッフ
日本語版スタッフ
キャスト

ケアベア ジョークタウンへの旅( Journey to Joke-a-lot)[編集]

ケアベアシリーズ長編作品としては第4作目にあたる今作では[4]初めてコンピュータアニメーションが採用され[5]、初めてのOVAとなる[6]。 2004年10月5に[7] 北米とオーストラリアでOVAがライオンズゲートから販売され[8]、同年12月と[9][10] 2005年5月[11]にディズニーチャンネルで放送された。アメリカ合衆国外でのOVAリリースはユニバーサル・スタジオが行った[12]。日本では2004年にディズニーチャンネルで放送された。

キャスト
日本語版キャスト

ケアベア お願いベアの願いごと! (The Care Bears' Big Wish Movie)[編集]

カナダで2005年10月3日にテレビ放送された後[13] 同年10月17にアメリカ合衆国のディズニー・チャンネルで放送された[14]。放送後、ライオンズゲートエンタテインメントから幼児向けOVAとしてリリースされた。なお、日本では2007年にディズニーチャンネルで放送された。

劇中の音楽は『ケアベア ジョークタウンへの旅』に引き続きイアン・トーマス英語版が担当し、 演奏はピーター・カーディナリが指揮の元で行われた[15]。 また、オープニングテーマ[15]の収録にはハミルトン児童合唱団も参加した[16] 。 2005年2月、ステファニー・べアードは自身が歌った劇中歌 "I Wish"を気に入っており、かわいらしいその歌が世界中の観客に聞いてもらえるのが待ち遠しいと話した[17]

キャスト[15]
  • おねがいベア:ステファニー・ベアード
  • なかよしベア:キャサリン・ディッシャー
日本語版キャスト
  • おもしろベア:木村亜希子
  • おこりんぼベア:宮田幸季
  • お願いベア:一色まゆ
  • おすましベア:力丸乃りこ
  • なかよしベア:櫻井浩美
スタッフ
  • 制作:ネルバナ
  • 監督:ラリー・ジェイコブス、ロン・ピッツ
  • プロデュース:シンシア・テイラー
  • 音楽:イアン・トーマス

ケアベア ずっこけベアの大冒険(Care Bears: Oopsy Does It!)[編集]

ケアベア25周年を記念して製作されたこの映画は、2007年8月4日に[18]アメリカ合衆国の140の劇場で公開された[19]

なお、今作よりアニメーションの製作元がSDエンタテインメント英語版に代わり、初めてネルバナ以外の会社で制作された映画作品となった[20]

2007年10月23日にen:20th Century Fox Home Entertainment から、おもちゃのおまけがついた状態でDVDがリリースされ、2年後の1月13日にはDVD単体での販売が開始された[21]

キャスト
日本語版キャスト
  • ずっこけベア:佐久間紅美
  • 元気ベア:こおろぎさとみ
  • ごり押しベア:勝杏里
  • おもしろベア:木村亜希子
  • おこりんぼベア:宮田幸季
  • なかよしベア:櫻井浩美
  • お願いベア:一色まゆ
スタッフ

ケアベア 友達を助けよう(CARE BEARS TO THE RESCUE)[編集]

日本語版キャスト
  • なかよしベア:櫻井浩美
  • おもしろベア:木村亜希子
  • おこりんぼベア:宮田幸季
  • 元気ベア:こおろぎさとみ
  • ずっこけベア:佐久間紅美
  • お願いベア:一色まゆ

他作品におけるケアベア[編集]

脚注[編集]

  1. ^ History of American Greetings at official site. Retrieved February 26, 2006.
  2. ^ American Greetings' Corporate News. Retrieved July 23, 2008.
  3. ^ Weekend Box Office Results for March 7–9, 1986”. The Numbers. Nash Information Services LLC. 2005年12月4日閲覧。
  4. ^ Foley, Doug (2005年11月18日). “Gemini contender is only eight”. en:The Hamilton Spectator (TDNG Inc.): p. G12 
  5. ^ “Fair days: buyers flocked to American International Toy Fair 2004 to check out the latest product offerings”. License! (Advanstar Communications) 7 (3): 44. (April 2004). 
  6. ^ “Care Bears (New & noteworthy: what's new in licensing)”. Children's Business (Fairchild Communications) 19 (6): 15. (June–July 2004). 
  7. ^ Magiera, Marcy (May 10, 2004). “Just Announced: Care Bears: Journey to Joke-a-lot”. Video Business (Reed Business Information) 24 (19): 11. 
  8. ^ “In the Pipeline: Lions Gate Cares a Lot with New 'Journey to Joke-a-lot”. Video Store (Advanstar Communications) 26 (19): 34. (May 9, 2004). 
  9. ^ “TV Listings: Sunday Afternoon”. The New York Times (en:The New York Times Company): p. B8. (2004年12月12日) 
  10. ^ “TV Listings: Thursday Afternoon”. The New York Times (The New York Times Company): p. B34. (2004年12月19日) 
  11. ^ Catlin, Roger (2005年5月9日). “A salute to the Carter family” (Registration required to read article). The Hartford Courant (Tribune Company): p. D.8. http://pqasb.pqarchiver.com/courant/access/835340471.html?dids=835340471:835340471&FMT=ABS&FMTS=ABS:FT&type=current&date=May+09%2C+2005&author=ROGER+CATLIN%3B+Courant+TV+Critic&pub=Hartford+Courant&desc=A+SALUTE+TO+THE+CARTER+FAMILY&pqatl=google 2010年10月18日閲覧. "Can't help but list 'Care Bears: Journey to Joke-a-Lot' (Disney, 8 p.m.) one more time." 
  12. ^ Grant, Jules (2005年2月15日). “Nelvana's Care Bears return”. C21Media. http://www.c21media.net/resources/detail.asp?area=79&article=23532 2010年8月20日閲覧。 
  13. ^ “Movies on TV, Today & Tonight”. Leader-Post (Postmedia Network Inc.): p. A9 (Arts & Life). (2005年10月3日) 
  14. ^ “Television Listings: Monday/October 17”. The New York Times (en:The New York Times Company): p. M13. (2005年10月16日) 
  15. ^ a b c Jacobs, Larry; Pitts, Ron (directors) (2005年). The Care Bears' Big Wish Movie (Animated film). Lions Gate Home Entertainment (distributor) / Nelvana Limited. 
  16. ^ Turnevicious, Leonard (2010年5月20日). “A time for song and celebration”. en:The Hamilton Spectator Met Edition (Metroland Media Group Ltd.): p. Go 18 
  17. ^ Beard, Stephanie (2005年2月17日). “Will the real Suga Baybee please stand up?” (Registration required to read article). Toronto Star (Torstar Corporation): p. P.11 (Planet). http://pqasb.pqarchiver.com/thestar/access/794275361.html?FMT=ABS&FMTS=ABS:FT&type=current&date=Feb+17%2C+2005&author=Suga+Baybee&pub=Toronto+Star&edition=&startpage=P.11&desc=Will+the+real+Suga+Baybee+please+stand+up%3F 2010年11月5日閲覧. "By far, my solo in the soon-to-be-released sequel to the latest Care Bears movie is my favourite cartoon song yet. It's so cute; I can't wait for the world to hear it." 
  18. ^ Staff (2007年8月2日). “Movies—Also Showing”. The Providence Journal (A.H. Belo Corporation): p. E-11 (Lifebeat/Weekend). "Kidtoons Film Series, Showcase Cinemas Warwick [...]. Care Bears in Oopsy Does It, Sat-Sun 10 [a.m.]" 
  19. ^ Strowbridge, C.S. (2007年8月3日). “Limited Releases Are Very Becoming”. The Numbers. Nash Information Services LLC. 2010年11月26日閲覧。
  20. ^ Ball, Ryan (2006年9月28日). “AG Properties Makes MIPCOM Debut”. Animation Magazine. 2006年9月29日閲覧。
  21. ^ Mavis, Paul (2007年10月23日). “DVD Video Reviews: Care Bears - Oopsy Does It”. DVD Talk. 2010年11月26日閲覧。
  22. ^ Staff (2007年5月6日). [http://pqasb.pqarchiver.com/newsday/access/1266252851.html dids=1266252851:1266252851&FMT=ABS&FMTS=ABS:FT&type=current&date=May+06%2C+2007&author=&pub=Newsday+%28Combined+editions%29&desc=SUMMER+MOVIE+PREVIEW&pqatl=google “Summer movie preview”] (Registration required to read article). Newsday: p. C.16. http://pqasb.pqarchiver.com/newsday/access/1266252851.html dids=1266252851:1266252851&FMT=ABS&FMTS=ABS:FT&type=current&date=May+06%2C+2007&author=&pub=Newsday+%28Combined+editions%29&desc=SUMMER+MOVIE+PREVIEW&pqatl=google 2010年11月26日閲覧。 

外部リンク[編集]

『おとぎの星のこぐまたち』関連ウェブサイト
『ケアベア お願いベアの願いごと!』関連ウェブサイト
『ケアベア ずっこけベアの大冒険』関連ウェブサイト