うつくしま電子事典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
うつくしま電子事典
運営元 福島県教育委員会
種類 インターネット百科事典
サービス開始日 2004年3月31日[1]
公式サイト うつくしま電子事典
テンプレートを表示

うつくしま電子事典(うつくしまでんしじてん)は福島県教育委員会が運営している電子事典である。

概要[編集]

福島県の伝統や文化、人物、自然などを集めた小・中学生向けの教育用コンテンツとして整備された[2]

「うつくしま電子事典」作成事業は2003年(平成15年)、野口英世が新千円札の肖像に選ばれたのをきっかけとして、事業費1565万円で開始された[3]。作成事業は2004年度(平成16年度)にかけて実施され、福島県が2000年(平成12年)7月に策定したイグドラシル・プラン[4]第1期の成果として位置付けられた[5][6]。また2003年度[7]および2004年度[8]における緊急雇用創出基金事業の一つでもあった。

2004年4月、最初にインターネット公開されたのは「人物編」で、福島県にゆかりのある室町から昭和にかけての人物212人を取り上げた[9]

2010年に改訂版が発表され、「自然編」が追加された[10]

脚注[編集]

  1. ^ 教育庁教育指導領域”. 福島県教育委員会. 2004年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月28日閲覧。
  2. ^ 教育の情報化推進プラン2015” (PDF). 福島県教育委員会. 2019年5月23日閲覧。
  3. ^ 「県出身の偉人や歴史、ネットで詳しく 県教委」『朝日新聞』2004年4月1日付東京本社朝刊28面(福島)。
  4. ^ イグドラシル・プラン 〜うつくしまeビジョン〜” (PDF). 福島県 (2000年7月). 2019年5月23日閲覧。
  5. ^ 平成16年度イグドラシル・プランの推進状況” (PDF). 福島県 (2005年4月). 2019年5月23日閲覧。
  6. ^ イグドラシル・プラン第2期基本計画 〜イグドラシル・プランEvolution戦略〜” (PDF). 福島県. 2019年5月23日閲覧。
  7. ^ 平成15年度 緊急雇用創出基金事業(県事業)計画一覧”. 福島県. 2003年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月23日閲覧。
  8. ^ 平成16年度 緊急雇用創出基金事業(県事業)計画一覧”. 福島県. 2004年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月23日閲覧。
  9. ^ 「郷土のことは何でも聞いて インターネット上に「うつくしま電子事典」を公開 福島県」『公明新聞』2004年5月19日付6面。
  10. ^ 「うつくしま電子事典 改訂 「自然編」を追加」『毎日新聞』2010年2月23日付23面(福島)。

外部リンク[編集]