あなた
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あなたは二人称の人物を呼ぶときに使う言葉。また指示語の一つで、かなたにあるさま。こなたの対義語。
[編集] 二人称としてのあなた
二人称の人物を呼ぶときに使う言葉であり、私の対義語である。妻が夫を呼ぶ場合にもよく使用される。君よりも、敬意を示す語として使われることが多い。男性に「貴男」「貴郎」、女性に「貴女」を使って区別する場合もある。
[編集] 指示語としてのあなた
かなたにあるさま。彼方(あち、あっち)。こなた(此方、こち、こっち)の対義語。ドイツの詩人カール・ブッセの「Über den Bergen」を上田敏が訳詩した「山のあなた」は名訳とされている。この訳文は1899年(明治32年)に出版された『海潮音』にヴェルレーヌの「Chanson d'Automne」(秋の詩の意味で、訳文は「落葉」。ノルマンディー上陸作戦の符牒としてBBCから放送されたことで有名)の訳文などと一緒に収録されている。