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'''愛国'''（あいこく）は、日本産の[[米]]の品種である。細かくは早生愛国、中生愛国、晩生愛国など多数の品種がある。明治から昭和初期まで日本の米の三大品種の一つであったが、21世紀現在では酒造のために少量が生産されるのみとなっている。愛国から派生した米品種は多く、その子孫には、銀坊主、陸羽132号、農林1号、農林8号、[[コシヒカリ]]、[[ササニシキ]]、[[ひとめぼれ]]など歴代の人気種が含まれる<ref name=sasaki>[http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20171010105426.pdf?id=ART0009058533　水稲「愛国」の起源をめぐる真相]佐々木武彦、育種学研究」1；15−21（2009）</ref>。
'''愛国'''（あいこく）は、日本産の[[米]]の品種である。細かくは早生愛国、中生愛国、晩生愛国など多数の品種がある。明治から昭和初期まで日本の米の三大品種の一つであったが、21世紀現在では酒造のために少量が生産されるのみとなっている。愛国から派生した米品種は多く、その子孫には、銀坊主、陸羽132号、農林1号、農林8号、[[コシヒカリ]]、[[ササニシキ]]、[[ひとめぼれ]]など歴代の人気種が含まれる<ref name=sasaki>{{Cite journal|和書|author=佐々木武彦 |title=水稲「愛国」の起源をめぐる真相 |journal=育種学研究 |issn=13447629 |publisher=日本育種学会 |year=2009 |month=mar |volume=11 |issue=1 |pages=15-21 |naid=110007122407 |url=https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010771562}}</ref>。この品種の優れた特性を受け継いだ品種は愛国系群として分類され<ref name=香山.1972 /><ref name=山田.1979>{{Cite journal|和書|author=山田利昭, 堀野修, 佐本四郎 |title=イネ白葉枯病抵抗性に関する遺伝・育種学的研究 : II. 日本在来稲の中に新たに見いだされた早稲愛国群品種について
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== 特徴 ==
== 特徴 ==
愛国の特長は、多肥によって収量を多く上げ、病害虫に強く、早生種は冷害にも強い点である。明治時代には[[亀の尾]]、[[神力]]とともに米の三大品種とされ、1930年代まで東日本で盛んに作られた。味が悪く、他品種より安値をつけるのが欠点であった。また、晩稲の愛国は冷害に弱い欠点があり、これを多く作付けした宮城県中・南部が明治後期と昭和初めに大被害を受けた原因ともなった<ref>『仙台市史』通史編7（近代2）99-100頁。</ref>。大正時代には他の品種に置き換えられて自家消費用に回り、昭和に入ると消えていった。
愛国の特長は、多肥によって収量を多く上げ、病害虫に強く、早生種は冷害にも強い点である。明治時代には[[亀の尾]]、[[神力]]とともに米の三大品種とされ、1930年代まで東日本で盛んに作られた。味が悪く、他品種より安値をつけるのが欠点であった。また、晩稲の愛国は冷害に弱い欠点があり、これを多く作付けした宮城県中・南部が明治後期と昭和初めに大被害を受けた原因ともなった<ref>『仙台市史』通史編7（近代2）99-100頁。</ref>。大正時代には他の品種に置き換えられて自家消費用に回り、後継品種の農林12号や農林18号の作付け拡大<ref name=香山.1972>{{Cite journal|和書|author=香山俊秋, 橋爪厚, 伊藤隆二 |title=水稲「愛国系品種」の系譜 |journal=農事試験場研究報告 |issn=05495873 |publisher=農林水産省農事試験場 |year=1972 |month=mar |issue=16 |pages=131-148,表8枚 |naid=40018421431 |url=https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010823613}}</ref>により昭和に入ると急激に減少した。


陸羽20号は、愛国から純系分離されたもので、陸羽20号と亀の尾4号から生まれた陸羽132号が、[[水稲農林1号]]を経由して[[コシヒカリ]]や[[ササニシキ]]の祖となった。
陸羽20号は、愛国から純系分離されたもので、陸羽20号と亀の尾4号から生まれた陸羽132号が、[[水稲農林1号]]を経由して[[コシヒカリ]]や[[ササニシキ]]の祖となった。


1980年の冷害の被害調査の結果、ササニシキよりコシヒカリとその近隣品種のほうが被害が少なかったことから、コシヒカリの穂ぼらみ期の耐冷性が最強級とわかり、その耐冷性と良質性を両立させた「ひとめぼれ」の育種に成功したが、その耐冷性は「愛国」に由来し、「愛国」は日本の耐冷性品種への主要な遺伝子給源であったことが明らかにされた<ref name=sasaki/><ref name=izu>[http://shidaizumi.com/rice/aikoku/aikokuforum2014.pdf　身上起/愛国米サミット]南伊豆商工会南伊豆ブランド特産品開発委員会、平成26年2月22日</ref>。
1980年の冷害の被害調査の結果、ササニシキよりコシヒカリとその近隣品種のほうが被害が少なかったことから、コシヒカリの穂ぼらみ期の耐冷性が最強級とわかり、その耐冷性と良質性を両立させた「ひとめぼれ」の育種に成功したが、その耐冷性は「愛国」に由来し、「愛国」は日本の耐冷性品種への主要な遺伝子給源であったことが明らかにされた<ref name=sasaki/><ref name=izu>[http://shidaizumi.com/rice/aikoku/aikokuforum2014.pdf 身上起/愛国米サミット] 南伊豆商工会南伊豆ブランド特産品開発委員会、平成26年2月22日</ref><ref>{{Cite journal|和書|author=佐々木武彦, 阿部眞三, 松永和久, 岡本栄治, 永野邦明, 丹野耕一, 千葉芳則, 狩野篤, 植松克彦 |title=水稲新品種「ひとめぼれ」について |journal=宮城県古川農業試験場研究報告 |issn=0917-2904 |publisher=宮城県古川農業試験場 |year=1994 |month=mar |issue=2 |pages=1-17 |naid=220000114123 |url=https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010775008}}</ref>。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
愛国の来歴は、[[静岡県]]青市村（現・[[南伊豆町]]）の農家高橋安兵衛が明治15年（1882）に「身上起（しんしょうおこし）」から選出した「身上早生(しんしょうわせ)」とされる（身上起は品質・食味はよくないが多収穫のため栽培農家の暮らしがよくなるという意味で命名された品種）<ref name=sasaki/><ref name=izu/>。この身上早生の種子が明治22年（1889年）に静岡県朝日村（現・下田市）の蚕種家外岡由利蔵から[[宮城県]][[館矢間村]]（現・[[丸森町]]）の同業者本多三学に渡り、篤農家窪田長八郎らが試作し、明治25年（1892）に、農家の坪刈りに立ち会った郡書記森善太郎らが「愛国」と命名したと伝わる<ref name=jataff>[https://www.jataff.jp/senjin3/2.html　日本稲作技術史の謎、「愛国」の育成者はだれか]　『農業共済新聞』2005年6月2週号（2005）、公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会</ref><ref name=izu/>。収量が多く、冷害に強いことから、栽培は東北や北陸など東日本一円に拡大し、戦前までは日本統治下の[[台湾]]や[[朝鮮]]でも栽培された<ref>[http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170108_13003.html　＜ここにもレガシー＞東北の農家救う]河北新報、2017年01月08日</ref><ref name=shibasaki>[http://www.ee26.com/furusatogaisen-aikoku.html　酒造りは農業だ　南伊豆産「愛国米」が酒になった]酒匠蔵・しばさき　</ref>。愛国の来歴については他の説もあったが、元宮城県古川農業試験場長佐々木武彦の研究により、丸森町舘矢間が発祥の地であると確定し、平成22年（2010）11月20日には地元農家の寄金による記念碑が建立された<ref name=jataff/>。これを受けて2011年に同地で愛国の栽培が復活し、全量が酒造りに使われ、翌2012年に純米酒「賜候（たまわりそうろう）」の名で発売された<ref>[http://nosai.or.jp/mt6/2012/02/post-2185.html　復刻させた水稲「愛国」で純米酒 ―― 新たな名産へ【宮城支局・２０１２年２月３号】]全国農業共済協会</ref>。
愛国の来歴は、[[静岡県]]青市村（現・[[南伊豆町]]）の農家高橋安兵衛が明治15年（1882）に「身上起（しんしょうおこし）」から選出した「身上早生(しんしょうわせ)」とされる（身上起は品質・食味はよくないが多収穫のため栽培農家の暮らしがよくなるという意味で命名された品種）<ref name=sasaki/><ref name=izu/>。この身上早生の種子が明治22年（1889年）に静岡県朝日村（現・下田市）の蚕種家外岡由利蔵から[[宮城県]][[館矢間村]]（現・[[丸森町]]）の同業者本多三学に渡り、篤農家窪田長八郎らが試作し、明治25年（1892）に、農家の坪刈りに立ち会った郡書記森善太郎らが「愛国」と命名したと伝わる<ref name=jataff>[https://www.jataff.jp/senjin3/2.html 日本稲作技術史の謎、「愛国」の育成者はだれか] 『農業共済新聞』2005年6月2週号(2005)、公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会</ref><ref name=izu/>。収量が多く、冷害に強いことから、栽培は東北や北陸など東日本一円に拡大し、戦前までは日本統治下の[[台湾]]や[[朝鮮]]でも栽培された<ref>[http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170108_13003.html ＜ここにもレガシー＞東北の農家救う]河北新報、2017年01月08日</ref><ref name=shibasaki>[http://www.ee26.com/furusatogaisen-aikoku.html 酒造りは農業だ 南伊豆産「愛国米」が酒になった]酒匠蔵・しばさき </ref>。愛国の来歴については他の説もあったが、元宮城県古川農業試験場長佐々木武彦の研究により、丸森町舘矢間が発祥の地であると確定し、平成22年(2010)11月20日には地元農家の寄金による記念碑が建立された<ref name=jataff/>。これを受けて2011年に同地で愛国の栽培が復活し、全量が酒造りに使われ、翌2012年に純米酒「賜候（たまわりそうろう）」の名で発売された<ref>[http://nosai.or.jp/mt6/2012/02/post-2185.html 復刻させた水稲「愛国」で純米酒 ―― 新たな名産へ【宮城支局・2012年2月3号】]全国農業共済協会</ref>。


身上早生(のちの愛国)の発祥地である南伊豆町でも、JA青年部会員がシードバンクから種籾を入手して試作を始め、作付面積を広げていった<ref>[http://www.ja-youth.jp/news/b_news/130731_01.html　ご先祖米で地域元気に　「愛国」青年部員ら酒造り／静岡・ＪＡ伊豆太陽　行政も開発を支援]JA全青協、2013/07/25</ref>。2014年には種籾を失くした丸岡町に種籾を譲るほどとなり、愛国米の加工品として日本酒「古里凱旋 身上起」を藤枝市の酒蔵で製造し、2015年にロンドンで開かれた「インターナショナル・ワイン・チャレンジ（IWC）」のSAKE部門純米大吟醸・ 純米吟醸の部でブロンズメダルを受賞した<ref name=shibasaki/>。
身上早生(のちの愛国)の発祥地である南伊豆町でも、JA青年部会員がシードバンクから種籾を入手して試作を始め、作付面積を広げていった<ref>[http://www.ja-youth.jp/news/b_news/130731_01.html ご先祖米で地域元気に 「愛国」青年部員ら酒造り／静岡・ＪＡ伊豆太陽 行政も開発を支援]JA全青協、2013/07/25</ref>。2014年には種籾を失くした丸岡町に種籾を譲るほどとなり、愛国米の加工品として日本酒「古里凱旋 身上起」を藤枝市の酒蔵で製造し、2015年にロンドンで開かれた「インターナショナル・ワイン・チャレンジ（IWC）」のSAKE部門純米大吟醸・ 純米吟醸の部でブロンズメダルを受賞した<ref name=shibasaki/>。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
*仙台市史編さん委員会『仙台市史』通史編7（近代2）、仙台市、2009年。
* 仙台市史編さん委員会『仙台市史』通史編7（近代2）、仙台市、2009年。
*山本金次郎・編『宮城県名勝地誌』、宮城県教育会、1931年。
* 山本金次郎・編『宮城県名勝地誌』、宮城県教育会、1931年。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[大分三井120号]] - 愛国と神力の交配種
* [[大分三井120号]] - 愛国と神力の交配種

==外部リンク==
* {{Cite journal|和書|author=嵐喜一 |title=水稲「神力」,「愛国」種誕生の前夜物語 |journal=育種学雑誌 |issn=0536-3683 |publisher=日本育種学会 |year=1975 |volume=25 |issue=1 |pages=71-76 |naid=110001812276 |doi=10.1270/jsbbs1951.25.71 |url=https://doi.org/10.1270/jsbbs1951.25.71}}


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2021年6月29日 (火) 13:43時点における版

愛国（あいこく）は、日本産の米の品種である。細かくは早生愛国、中生愛国、晩生愛国など多数の品種がある。明治から昭和初期まで日本の米の三大品種の一つであったが、21世紀現在では酒造のために少量が生産されるのみとなっている。愛国から派生した米品種は多く、その子孫には、銀坊主、陸羽132号、農林1号、農林8号、コシヒカリ、ササニシキ、ひとめぼれなど歴代の人気種が含まれる[1]。この品種の優れた特性を受け継いだ品種は愛国系群として分類され[2][3]、イネ白菜枯病菌への耐病性に優れ多くの水稲に継承されている[3]。

特徴

愛国の特長は、多肥によって収量を多く上げ、病害虫に強く、早生種は冷害にも強い点である。明治時代には亀の尾、神力とともに米の三大品種とされ、1930年代まで東日本で盛んに作られた。味が悪く、他品種より安値をつけるのが欠点であった。また、晩稲の愛国は冷害に弱い欠点があり、これを多く作付けした宮城県中・南部が明治後期と昭和初めに大被害を受けた原因ともなった[4]。大正時代には他の品種に置き換えられて自家消費用に回り、後継品種の農林12号や農林18号の作付け拡大[2]により昭和に入ると急激に減少した。

陸羽20号は、愛国から純系分離されたもので、陸羽20号と亀の尾4号から生まれた陸羽132号が、水稲農林1号を経由してコシヒカリやササニシキの祖となった。

1980年の冷害の被害調査の結果、ササニシキよりコシヒカリとその近隣品種のほうが被害が少なかったことから、コシヒカリの穂ぼらみ期の耐冷性が最強級とわかり、その耐冷性と良質性を両立させた「ひとめぼれ」の育種に成功したが、その耐冷性は「愛国」に由来し、「愛国」は日本の耐冷性品種への主要な遺伝子給源であったことが明らかにされた[1][5][6]。

歴史

愛国の来歴は、静岡県青市村（現・南伊豆町）の農家高橋安兵衛が明治15年（1882）に「身上起（しんしょうおこし）」から選出した「身上早生(しんしょうわせ)」とされる（身上起は品質・食味はよくないが多収穫のため栽培農家の暮らしがよくなるという意味で命名された品種）[1][5]。この身上早生の種子が明治22年（1889年）に静岡県朝日村（現・下田市）の蚕種家外岡由利蔵から宮城県館矢間村（現・丸森町）の同業者本多三学に渡り、篤農家窪田長八郎らが試作し、明治25年（1892）に、農家の坪刈りに立ち会った郡書記森善太郎らが「愛国」と命名したと伝わる[7][5]。収量が多く、冷害に強いことから、栽培は東北や北陸など東日本一円に拡大し、戦前までは日本統治下の台湾や朝鮮でも栽培された[8][9]。愛国の来歴については他の説もあったが、元宮城県古川農業試験場長佐々木武彦の研究により、丸森町舘矢間が発祥の地であると確定し、平成22年(2010)11月20日には地元農家の寄金による記念碑が建立された[7]。これを受けて2011年に同地で愛国の栽培が復活し、全量が酒造りに使われ、翌2012年に純米酒「賜候（たまわりそうろう）」の名で発売された[10]。

身上早生(のちの愛国)の発祥地である南伊豆町でも、JA青年部会員がシードバンクから種籾を入手して試作を始め、作付面積を広げていった[11]。2014年には種籾を失くした丸岡町に種籾を譲るほどとなり、愛国米の加工品として日本酒「古里凱旋 身上起」を藤枝市の酒蔵で製造し、2015年にロンドンで開かれた「インターナショナル・ワイン・チャレンジ（IWC）」のSAKE部門純米大吟醸・ 純米吟醸の部でブロンズメダルを受賞した[9]。

脚注

  1. ^ a b c 佐々木武彦「水稲「愛国」の起源をめぐる真相」『育種学研究』第11巻第1号、日本育種学会、2009年3月、15-21頁、ISSN 13447629、NAID 110007122407。 
  2. ^ a b 香山俊秋, 橋爪厚, 伊藤隆二「水稲「愛国系品種」の系譜」『農事試験場研究報告』第16号、農林水産省農事試験場、1972年3月、131-148,表8枚、ISSN 05495873、NAID 40018421431。 
  3. ^ a b 山田利昭, 堀野修, 佐本四郎「イネ白葉枯病抵抗性に関する遺伝・育種学的研究 : II. 日本在来稲の中に新たに見いだされた早稲愛国群品種について」『育種学雑誌』第29巻第3号、日本育種学会、1979年、191-196頁、doi:10.1270/jsbbs1951.29.191、ISSN 0536-3683、NAID 130003478361。 
  4. ^ 『仙台市史』通史編7（近代2）99-100頁。
  5. ^ a b c 身上起/愛国米サミット 南伊豆商工会南伊豆ブランド特産品開発委員会、平成26年2月22日
  6. ^ 佐々木武彦, 阿部眞三, 松永和久, 岡本栄治, 永野邦明, 丹野耕一, 千葉芳則, 狩野篤, 植松克彦「水稲新品種「ひとめぼれ」について」『宮城県古川農業試験場研究報告』第2号、宮城県古川農業試験場、1994年3月、1-17頁、ISSN 0917-2904、NAID 220000114123。 
  7. ^ a b 日本稲作技術史の謎、「愛国」の育成者はだれか 『農業共済新聞』2005年6月2週号(2005)、公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会
  8. ^ ＜ここにもレガシー＞東北の農家救う河北新報、2017年01月08日
  9. ^ a b 酒造りは農業だ 南伊豆産「愛国米」が酒になった酒匠蔵・しばさき
  10. ^ 復刻させた水稲「愛国」で純米酒 ―― 新たな名産へ【宮城支局・2012年2月3号】全国農業共済協会
  11. ^ ご先祖米で地域元気に 「愛国」青年部員ら酒造り／静岡・ＪＡ伊豆太陽 行政も開発を支援JA全青協、2013/07/25

参考文献

  • 仙台市史編さん委員会『仙台市史』通史編7（近代2）、仙台市、2009年。
  • 山本金次郎・編『宮城県名勝地誌』、宮城県教育会、1931年。

関連項目

外部リンク

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