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鹿田村 (岡山県御津郡)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
しかたそん
鹿田村
廃止日 1921年3月1日
廃止理由 編入合併
石井村伊島村鹿田村 御野村岡山市
現在の自治体 岡山市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
御津郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,737
国勢調査、1920年)
隣接自治体 福浜村芳田村今村大野村、石井村、岡山市
鹿田村役場
所在地 岡山県御津郡鹿田村大字大供
地図
旧・鹿田村役場庁舎位置
(現在の鹿田認定こども園付近)[1]
座標 北緯34度39分08秒 東経133度54分48秒 / 北緯34.652156度 東経133.913208度 / 34.652156; 133.913208 (鹿田村)座標: 北緯34度39分08秒 東経133度54分48秒 / 北緯34.652156度 東経133.913208度 / 34.652156; 133.913208 (鹿田村)
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鹿田村(しかたそん)は、岡山県御津郡にあった1900年3月31日までは御野郡に属していた。

概要

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現在の岡山市北区大供鹿田町・東古松・西古松・岡町・奥田などに相当する。村名は中世の鹿田荘にちなんだ[2]

沿革

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  • 1883年明治16年)2月15日 - 連合戸長役場制度発足により、御野郡第六部戸長役場を大供村に設置し、同村および内田村・岡村・東古松村・西古松村を管轄[3]
  • 1889年(明治22年)6月1日 - 町村制の施行により、第六部戸長役場管轄区域5村と岡山区新道の一部が合併して村制施行し、鹿田村が発足。旧村名を継承した5大字を編成し、役場を大供に設置[2]
    • この際、内田村のうち字鼠畔の一部は岡山市に編入された[4]
  • 1899年(明治32年)8月1日 - 大供・内田・岡の各一部を岡山市に編入し、岡山市の大字となる[5][6]。また東隣にあった古鹿田村より奥田・二日市(一部)を編入し7大字となる[2]
  • 1900年(明治33年)4月1日 - 津高郡と御野郡が合併し御津郡となる。
  • 1921年大正10年)3月1日 - 岡山市に編入。同日鹿田村廃止。

合併後

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大供・内田・岡の各大字は岡山市大供・岡山市内田・岡山市岡に編入され、残りの4大字は岡山市の大字として継承された[2]。その後7大字は以下のように変更された[7]

大供は1963年から1969年にかけて大供1〜3丁目・大供表町・大供本町・厚生町1丁目・鹿田町1〜2丁目・鹿田本町・新屋敷町3丁目・西之町・野田1丁目・柳町2丁目となった。

内田は1969年から1970年にかけて岡町・岡南町1丁目・奥田1丁目・春日町・京町・鹿田町1丁目・清輝橋1〜4丁目・清輝本町・大学町・大供1〜2丁目・南中央町となった。

岡は1969年に岡町・奥田本町・春日町・鹿田町1〜2丁目・清輝橋1〜2丁目・大学町となった。

東古松は一部が1969年に東古松1〜5丁目・東古松南町・大元駅前・岡町・奥田西町・奥田本町・鹿田町2丁目・鹿田本町となった。

西古松は一部が1969年から1982年にかけて西古松1〜2丁目・西古松西町・大元1〜2丁目・大元駅前・大元上町・東古松3丁目・東古松南町となった。

奥田は1969年から1970年にかけて奥田1〜2丁目・奥田西町・奥田本町・奥田南町・岡南町1〜2丁目・東古松五丁目となり、残余は1997年に奥田西町となった。

二日市は1970年に旭本町・岡南町1〜2丁目・七日市西町となった。

行政

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歴代村長

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氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1-7 西村民次郎 1889年(明治22年)7月19日 1914年(大正3年)5月4日
8 高須光次 1914年(大正3年)11月26日 1918年(大正7年)11月25日 改名:大憲
9 西村千賀太 1918年(大正7年)12月13日 1921年(大正10年)2月28日
参考文献 - 岡山県市町村合併誌 市町村編 6頁(岡山県、1960年)

教育

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交通

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参考文献

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  • 『岡山市史 政治編』岡山市役所、1964年。

脚注

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  1. ^ 1/20000岡山 明治28年測図・明治31.3.30発行今昔マップ on the web
  2. ^ a b c d 角川日本地名大辞典 岡山県「鹿田村(近代)」
  3. ^ 岡山県市町村合併誌 総編(岡山県、1960年)
  4. ^ 岡山市史 第63947頁(明治文献、1975年)
  5. ^ 大供のうち字中道・字西中道・字中道北・字カモ112〜131・字竹田631〜634、内田のうち字鼠畔・字折紙・字四方田・字尻面・字八段地・字柳之内・字後口田・字丸田・字長田・字古苗代・字村西高田・字屋敷中・字龍王田61〜64、岡のうち字堂1〜26の区域 (岡山市史 第6 3950頁)
  6. ^ 角川日本地名大辞典 岡山県「大供(近代)」「内田(近代)」「岡(近代)」
  7. ^ 住居表示の実施状況(岡山市役所市民生活局市民生活部区政推進課)
  8. ^ 鹿田小学校概要

関連項目

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