騙王

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騙王
謀王
小説
著者 秋目人
イラスト だん
鳥越タクミ
出版社 アスキー・メディアワークス
レーベル メディアワークス文庫
刊行期間 2011年7月 - 2013年4月
巻数 全2巻
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騙王』(かたりおう)は、秋目人による日本小説。イラストはだんメディアワークス文庫アスキー・メディアワークス)より、2011年7月に刊行された[1]

その続編『謀王』(はかりおう)は2013年4月に刊行された[2]。イラストは鳥越タクミ

ストーリー[編集]

ローデン国第二王子であるフィッツラルドは、兄やその母から自らの命を守るため、王となることを決意した。妾腹であるため父王にも嫌われている彼に、心を許せる味方はいない。頼れるのは、自分の頭脳、そして弁舌のみ。

ならば、すべてを騙り尽くそう。

十六歳の少年は、自らの運命を切り拓くため動き始める──。


登場人物[編集]

(初出した巻に記載)

騙王[編集]

フィッツラルド・サウグスク・マルノイ
ローデン国の第二王子。『謀王』で、第七代国王として即位する。金髪は美しいが大変な地味顔。
レミルド
ローデン国の第一王子。美男子。
クレーシェ
ローデン国王妃。レミルドの母。
セドリック
フィッツラルド派の高利貸し。
リズ・フィンフィータ
ジェスタ国第三王女。レミルドの婚約者としてローデン国にやってきた。美姫と名高い。『謀王』で、男子優先のジェスタ国における初の女王となる。
ガゼル
元ジェスタ国の将。フィッツラルドについた。本名はレンフィールド。
ルウェウス
ジェスタ国の第二王子。

謀王[編集]

サンゼス
アル・クオス国王妃。ヘイグルの母。最後はヘイグルに殺害される。
ヘイグル
アル・クオスの第一王子。母思い。女を絞め殺す性癖を持つ。
アシュール
アル・クオスの第二王子。サンゼスに毒殺される。平和主義者ながら、父王の死後、兄に宣戦布告した。
カダリ
ローデン国の痩せた中年貴族。死体の解剖が好き。
ライオット

既刊一覧[編集]

その他[編集]

  • 『謀王 ―王子、自称脚本家と語る―』というウェブ書き下ろしサイドストーリーが、2013年4月からメディアワークス文庫公式サイトに掲載されている[3]

脚注・注釈[編集]

外部リンク[編集]