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鎌倉十橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鎌倉十橋(かまくらじっきょう)とは、鎌倉に流れる川に架かるで、重要な橋や伝説が残る10の橋をいう。江戸時代に『新編鎌倉志』で選定された。

鎌倉十橋とされたのは以下の10の橋である[1]

  • 歌の橋[2]
  • 夷堂橋:本覚寺の門前を流れる滑川に架かる橋[3]
  • 勝ノ橋[4]暗渠となり標柱と敷石のみ残る
  • 裁許橋
  • 逆川橋[5]暗渠となり明治期に建てた標柱が残る
  • 十王堂橋[6]
  • 筋違橋[1]:暗渠となり石碑のみ残る[3]
  • 針磨橋[7]
  • 琵琶橋
  • 乱橋[5]

脚注

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  1. ^ a b 新編鎌倉志 1915e, p. 14.
  2. ^ 新編鎌倉志 1915, p. 39.
  3. ^ a b 鈴木淑子 (2018年7月27日). “訪ねる 橋 鎌倉十橋 神奈川県鎌倉市”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 夕刊 4 
  4. ^ 新編鎌倉志 1915b, p. 96.
  5. ^ a b 新編鎌倉志 1915d, p. 125.
  6. ^ 新編鎌倉志 1915a, pp. 76–77.
  7. ^ 新編鎌倉志 1915c, p. 109.

参考文献

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  • 奥富敬之 『鎌倉史跡事典』 新人物往来社 1999 ISBN 4404028083
  • 河井恒久 等編 編「巻之一 筋替橋」『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、14頁。NDLJP:952770/22 
  • 河井恒久 等編 編「巻之二 歌橋」『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、39頁。NDLJP:952770/34 
  • 河井恒久 等編 編「巻之三 十王堂橋」『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、76-77頁。NDLJP:952770/53 
  • 河井恒久 等編 編「巻之五 今小路附勝橋」『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、96頁。NDLJP:952770/63 
  • 河井恒久 等編 編「巻之六 針磨橋」『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、109頁。NDLJP:952770/69 
  • 河井恒久 等編 編「巻之七 逆川/亂橋」『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、125頁。NDLJP:952770/77 

関連文献

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  • 河井恒久 等編 編「巻之一 鶴岡八幡宮(琵琶小路)-琵琶橋」『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、4頁。NDLJP:952770/17 
  • 河井恒久 等編 編「巻之五 裁許橋」『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、97-98頁。NDLJP:952770/63 
  • 河井恒久 等編 編「巻之七 夷堂橋」『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、122頁。NDLJP:952770/76 

外部リンク

[編集]
  • 鎌倉十橋”. 鎌倉観光公式ガイド. 2021年4月18日閲覧。