金剛寺 (川口市)

金剛寺
所在地	埼玉県川口市安行吉岡1361
位置	北緯35度50分33秒 東経139度45分14.2秒
山号	富雙山
宗派	曹洞宗
本尊	釈迦如来
創建年	明応5年（1496年）
開山	節庵良筠
開基	中田安行
札所等	北足立八十八ヵ所霊場第43番札所
法人番号	6030005012239
金剛寺 金剛寺 (埼玉県)

金剛寺（こんごうじ）は、埼玉県川口市にある曹洞宗の寺院。

歴史

1496年（明応5年）、中田安行の開基である。安行は当地の豪族で、地名の「安行」の由来となった人物である。安行は所領を守るために敵兵を殺傷してきたが、殺生を重ねていることに良心の呵責を感じていた。そこに旅の禅僧が立ち寄り、安行の心の苦しみを救った。安行はこの禅僧に感謝して、彼を開山とする寺を創建することになった。この禅僧は龍穏寺第7世住職の節庵良筠である。

当寺では、約200年前の第19世住職海牛禅師より灸の施術を行っている。現在も「お灸の金剛寺」として知られている（施術については要予約）。

文化財

• 金剛寺経塚付出土品（川口市指定天然記念物 平成6年8月18日指定）
• 金剛寺山門（川口市指定天然記念物 平成13年3月21日指定）

交通アクセス

• 新井宿駅より徒歩28分。

参考文献

• インデックス編集部 編『訪ねてみたい埼玉のお寺』インデックス、2006年