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酢酸ヘプチル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
酢酸ヘプチル
識別情報
CAS登録番号 112-06-1
特性
化学式 C9H18O2
モル質量 158.24 g/mol
外観 無色の液体
匂い 果実臭
密度 0.862 - 0.872 g/cm3
融点

-50 °C

沸点

192-193 °C

への溶解度 不溶
溶解度 アルコール、油類に可溶
屈折率 (nD) 1.412-1.416
危険性
引火点 76 °C
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

酢酸ヘプチル(さくさんヘプチル、Heptyl acetate)はアルコールに可溶な無色液体の有機化合物1-ヘプタノール酢酸とを縮合して生成されるエステルである。天然物からは発見されていない[1]

酢酸ヘプチルはフルーツエッセンスとして食品香料として広く利用されるとともに、香水香りとしても利用される。酢酸ヘプチルはの香り、ラム酒に似た香り、スパイシーあるいはフローラルな調子の香りを石鹸や油脂に付けるときに利用される。

消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する[2]

註・出典

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  1. ^ 『合成香料 化学と商品知識』印藤元一著 2005年増補改訂 化学工業日報社 ISBN 4-87326-460-X
  2. ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)

外部リンク

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