稲荷神社 (さいたま市岩槻区高曽根)

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稲荷神社
所在地 埼玉県さいたま市岩槻区高曽根942
位置 北緯35度55分14.8秒 東経139度44分14.7秒 / 北緯35.920778度 東経139.737417度 / 35.920778; 139.737417 (稲荷神社 (さいたま市岩槻区高曽根))座標: 北緯35度55分14.8秒 東経139度44分14.7秒 / 北緯35.920778度 東経139.737417度 / 35.920778; 139.737417 (稲荷神社 (さいたま市岩槻区高曽根))
主祭神 稲荷大明神
社格 村社
創建 不詳
別名 高曽根稲荷神社
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稲荷神社(いなりじんじゃ)は、埼玉県さいたま市岩槻区神社

歴史[編集]

創建年代は不明である。ただ江戸時代後期の地誌新編武蔵風土記稿』に、「蓮花院」の境内社「稲荷社」として掲載されている[1]ことから、少なくとも江戸時代後期には既に存在していたものと推測される。蓮花院は真言宗の寺院であったが[1]明治初期の神仏分離により、廃寺に追い込まれた[2]

1873年明治6年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられた[2]

当社の本殿には、稲荷大明神像と荼枳尼天像が安置されている。荼枳尼天はインド発祥の仏教)であるが、日本では稲荷神と習合し、白狐にまたがる天女として表される。当社の像も狐にまたがっている[2]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 新編武蔵風土記稿 高曽根村蓮花院.
  2. ^ a b c 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年、904-905p

参考文献[編集]

  • 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年
  • 「高曽根村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ203埼玉郡ノ5、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764008/6