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由利本荘市総合開発センター「有鄰館」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
由利本荘市総合開発センター「有鄰館」
情報
旧名称 東由利町総合開発センター
用途 コミュニティ
階数 2
改築 2000年8月
所在地 015-0211
秋田県由利本荘市東由利老方字台山39
位置 北緯39度17分55.86秒 東経140度16分47.31秒 / 北緯39.2988500度 東経140.2798083度 / 39.2988500; 140.2798083座標: 北緯39度17分55.86秒 東経140度16分47.31秒 / 北緯39.2988500度 東経140.2798083度 / 39.2988500; 140.2798083
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由利本荘市総合開発センター「有鄰館」(ゆりほんじょうしそうごうかいはつセンター ゆうりんかん)は、秋田県由利本荘市東由利にある総合開発センター。名称は中国の古典にある「徳は孤ならず、必ず鄰有り」という文句にちなんだもので[1]、「有隣館」と書かれることがある[2][3]

歴史

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由利郡下郷村玉米村が合併し1955年に成立した東由利村であったが、1970年代になっても旧村時代の意識が強かった。状況を打開するため、1971年に2つの農協が合併し、新生東由利農協が誕生した。1974年の町制施行後も、町内の各種団体が連絡・協議するための組織づくりが進められた。この組織が推進したのが総合開発センター「有鄰館」の建設である[4]

1975年に公民館が完成し12月から使用が始まると[5]、1976年に町は山村開発センターに取り組み[6]、公民館の隣の用地で[7]10月から工事が進められた[8]。1977年11月にオープンした[9]

2000年8月に集会室、婦人研究室、農林研究室、食生活改善実習室、小会議室、生活改善実習室、保健相談室を全面的に改築し、ラウンジ、障害者用トイレや車いす対応出入口などはバリアフリー化した。しかし2005年にはアスベストの使用が確認された[10]2024年9月以降、館内一部の改修または新館の増築を予定している。

周辺

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東由利町時代に文教施設や公共施設が集められた台山地区にある[11]

  • 由利本荘市役所東由利総合支所・東由利公民館
  • 東由利体育館
  • 道の駅東由利

脚注

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  1. ^ 町長日誌」『東由利町報』第269号、1977年、4頁。 
  2. ^ 「どうする山村農業 生き残り策探りシンポジウム 秋田県東由利町」『日本農業新聞』1990年9月20日、東北面。
  3. ^ 「カモ料理とワイン満喫 秋田・東由利町」『日本農業新聞』1998年11月18日、東北面。
  4. ^ 長谷山二郎『地方自治の現場から 青年に訴える』オリジン出版センター、1989年、63-64頁。 
  5. ^ “社会教育の場” 大きく拡充 待望の公民館完成」『東由利町報』230の②、1976年。 
  6. ^ 山村開発センターに着工」『東由利町報』233の②、1976年。 
  7. ^ 山村開発センターに着手」『東由利町報』233の②、1976年。 
  8. ^ 町民の殿堂いよいよ着工 山村開発センター 今年は16%の工事を」『東由利町報』第243号、1976年、3頁。 
  9. ^ 過去16年の主なあゆみ」『東由利町報』第341号、1983年、7頁。 
  10. ^ 「由利本荘市の9施設でアスベスト」『秋田魁新報』2005年12月2日朝刊28面
  11. ^ 秋田魁新報社編集局地方部 編『新あきた風土記 中央編』秋田魁新報社、1983年、269頁。ISBN 4-87020-014-7 

関連項目

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外部リンク

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