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かつては庵谷峠周辺で銀を産出していた。
かつては庵谷峠周辺で銀を産出していた。

== 地質 ==
白亜紀〜ジュラ紀の庵谷峠礫岩層が広がる。この層は手取層群に含まれていたがのちに神通層群に分けられた。この地層を形成した環境は堆積盆地の扇状地であったと考えられている。


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==

2021年9月20日 (月) 23:01時点における版

庵谷峠
所在地 日本の旗 日本 富山県富山市
座標
庵谷峠の位置(日本内)
庵谷峠
北緯36度30分4.7秒 東経137度14分31.0秒 / 北緯36.501306度 東経137.241944度 / 36.501306; 137.241944座標: 北緯36度30分4.7秒 東経137度14分31.0秒 / 北緯36.501306度 東経137.241944度 / 36.501306; 137.241944
標高 320 m
山系 飛騨高地
通過路 国道41号
プロジェクト 地形
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川瀬巴水『越中庵谷峠』(1923年・大正12年)

庵谷峠(いおりたにとうげ、いおりだにとうげ[1])とは、富山県富山市にある峠である。標高は320m。

特徴

明治時代にになり、旧飛騨街道である小菅峠の代わりに作られた峠で、庵谷トンネル完成前までの県道富山岐阜線→国道155号(現・国道41号)の旧道であった[2]

跡津川断層の影響で東側に「つ」の字状に蛇行した神通川片路峡)に三方を囲まれている。その地形ゆえに神通峡など周囲の展望が良く、庵谷峠展望台も設置されている[3]

かつては庵谷峠周辺で銀を産出していた。

地質

白亜紀〜ジュラ紀の庵谷峠礫岩層が広がる。この層は手取層群に含まれていたがのちに神通層群に分けられた。この地層を形成した環境は堆積盆地の扇状地であったと考えられている。

参考文献

『富山県山名録』桂書房

脚注

  1. ^ 角川日本地名大辞典 16 富山県』(昭和54年10月8日、角川書店発行)92ページ
  2. ^ 『細入村史 通史編(上巻)』(1987年3月1日、細入村発行)652 - 660ページ。
  3. ^ 富山の風景

関連項目