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:タイベックで作られたつなぎは、機械作業者、化学関係従事者、医療関係者、クリーンルーム内作業者などに利用されている。つなぎの作業着は[[アスベスト]]や放射線作業にも使われるが、それらに対して十分な保護機能は持っていない。そういった物を扱う場合は、さらに防護能力を高めたデュポン社のブランドであるタイケムという[[CBRNE]]（生物・化学・核・放射性物質・爆発物）対応の装備が使用される。 |
:タイベックで作られたつなぎは、機械作業者、化学関係従事者、医療関係者、クリーンルーム内作業者などに利用されている。つなぎの作業着は[[アスベスト]]や放射線作業にも使われるが、それらに対して十分な保護機能は持っていない。そういった物を扱う場合は、さらに防護能力を高めたデュポン社のブランドであるタイケムという[[CBRNE]]（生物・化学・核・放射性物質・爆発物）対応の装備が使用される。 |
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:世界的な[[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)]]によって多くの場所でタイベックの医療用装備が不足した<ref>{{cite web|url=https://foreignpolicy.com/2020/03/23/us-medical-supplies-coronavirus-appeal-aid/|title=U.S. Appeals to Aid Recipients for Help in Fighting Coronavirus}}</ref><ref>{{cite web|url=http://sonomacounty.ca.gov/CAO/Press-Releases/Personal-Protective-Equipment-Donations/|title=Personal Protective Equipment Donations | Press Releases | County Administrator's Office | County of Sonoma}}</ref>。デュポン社は、通常一回きりの使い捨てを想定している。しかし、デュポン社は |
:世界的な[[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)]]によって多くの場所でタイベックの医療用装備が不足した<ref>{{cite web|url=https://foreignpolicy.com/2020/03/23/us-medical-supplies-coronavirus-appeal-aid/|title=U.S. Appeals to Aid Recipients for Help in Fighting Coronavirus}}</ref><ref>{{cite web|url=http://sonomacounty.ca.gov/CAO/Press-Releases/Personal-Protective-Equipment-Donations/|title=Personal Protective Equipment Donations | Press Releases | County Administrator's Office | County of Sonoma}}</ref>。デュポン社は、通常一回きりの使い捨てを想定している。しかし、デュポン社は[[新型コロナウイルス]]に対しての適切な消毒方法を案内し、内部まで汚染されている疑いがある場合や破損などが無ければ洗浄、消毒の上での数回の再利用を案内している<ref>[https://www.dupont.com/content/dam/dupont/amer/us/en/personal-protection/public/documents/en/Cleaning%20Guidelines%20for%20DuPont(TM)%20Tychem(R)%20Garments.pdf Cleaning Guidelines for DuPont™ Tychem® garments for COVID-19]</ref>。 |
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==出典== |
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2020年5月6日 (水) 00:40時点における版
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| 種類 | HDPE 繊維不織布 |
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| 所持会社 | デュポン |
| 使用開始国 | アメリカ |
| 使用開始 | 1967年4月 |
| 関連ブランド | 合成紙YUPO |
| ウェブサイト | dupont.com/Tyvek |
タイベック（Tyvek）とは、化学系複合企業デュポンが開発した高密度ポリエチレン繊維不織布であり、その登録商標である。
用途として、化学防護服、屋内の湿度を屋外に逃がし雨などの水を防ぐ壁材である透湿防水シートのほか、アメリカ合衆国郵便公社の速達封筒、衣類[1][2][3]、合成紙、科学・医療・農業分野など多様な使われ方をされている。
歴史
1955年にデュポンの布分野の会社 Jim White によって発明された。その発見から一年以内に特許が取得され、その後の数年間は性質と生産のための研究が行われた。1965年に商標登録され、1967年4月に商業展開するようになった[4]。
特性
紙のように印刷可能だが、紙と共にリサイクルは出来ない。リサイクルする場合はプラスチックとして扱われる。化学薬品や血液などに対して特に防護力を持ち、耐久性と洗浄性も高い。医療関係の滅菌処理で使われるガンマ線照射や酸化エチレンガスなどにも耐える[5][6]。
用途
- 紙の代わり
- 紙幣 - コスタリカ、マン島、ハイチ
- 運転免許証 - ニュージーランド
- 個人防護具（PPE）
- タイベックで作られたつなぎは、機械作業者、化学関係従事者、医療関係者、クリーンルーム内作業者などに利用されている。つなぎの作業着はアスベストや放射線作業にも使われるが、それらに対して十分な保護機能は持っていない。そういった物を扱う場合は、さらに防護能力を高めたデュポン社のブランドであるタイケムというCBRNE（生物・化学・核・放射性物質・爆発物）対応の装備が使用される。
- 世界的な新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)によって多くの場所でタイベックの医療用装備が不足した[7][8]。デュポン社は、通常一回きりの使い捨てを想定している。しかし、デュポン社は新型コロナウイルスに対しての適切な消毒方法を案内し、内部まで汚染されている疑いがある場合や破損などが無ければ洗浄、消毒の上での数回の再利用を案内している[9]。
出典
- ^ “Archived copy”. 2013年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月7日閲覧。
- ^ “No Canvas, No Leather: A Reboot for the Sneaker”. The New York Times (2014年8月31日). 2019年2月7日閲覧。
- ^ “Printed Tyvek Labels - Fast Turnaround - Hi-Tech Printing & Labeling - Fabriclabels.com”. www.fabriclabels.com. 2019年2月7日閲覧。
- ^ “DuPont™ Tyvek® Marks 40 Years of Energy Efficiency and Protection”. デュポン. 2008年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月7日閲覧。
- ^ “New Products and Services”. Infection Control 3 (4): 342–348. (1982). doi:10.1017/S0195941700056459. JSTOR 30146417.
- ^ “Medical Device Packaging | DuPont™ Tyvek® 1073B”. DuPont USA. 2018年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月2日閲覧。
- ^ “U.S. Appeals to Aid Recipients for Help in Fighting Coronavirus”. Template:Cite webの呼び出しエラー：引数 accessdate は必須です。
- ^ “Personal Protective Equipment Donations | Press Releases | County Administrator's Office | County of Sonoma”. Template:Cite webの呼び出しエラー：引数 accessdate は必須です。
- ^ Cleaning Guidelines for DuPont™ Tychem® garments for COVID-19
