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== 第2代(現行・1997年~) ==
== 第2代(現行・1997年~) ==
撤去後、初代の桟橋を救うために運動した桟橋・海岸協会は、新しい桟橋のために募金・ロビー活動を行った。最終的に200万[[ニュージーランド・ドル|NZドル]]が集められ、クライストチャーチ市の財源からの200万NZドルと合わせて新しい桟橋が建設されることになった。2代目にあたるこの桟橋は、初代とまったく同じ場所に建設され、鉄筋コンクリート製で全長300メートル(980フィート)である。1997年11月1日に正式に開業し、初めはニューブライトンの、[[2011年]]の[[カンタベリー地震 (2011年)|カンタベリー地震]](この地震によりクライストチャーチの象徴であった[[クライストチャーチ大聖堂 (クライストチャーチ)|大聖堂]]が大きく損壊した)後にはクライストチャーチ全体の象徴として知られ、主要な観光名所の1つとなっている。また、毎年11月5日に開催される[[ガイ・フォークス・ナイト|ガイフォークス花火大会]]など、多くのイベントの会場にもなっている。桟橋はたびたび地震の被害を受けており、特に2016年のクライストチャーチ地震ではそれまでの蓄積もあって工事を行わなければならないほどになった。修理は2017年2月に開始され、850万NZドルの費用と16ヶ月の時間をかけて2018年5月に完了した。<ref />
撤去後、初代の桟橋を救うために運動した桟橋・海岸協会は、新しい桟橋のために募金・ロビー活動を行った。最終的に200万[[ニュージーランド・ドル|NZドル]]が集められ、クライストチャーチ市の財源からの200万NZドルと合わせて新しい桟橋が建設されることになった。2代目にあたるこの桟橋は、初代とまったく同じ場所に建設され、鉄筋コンクリート製で全長300メートル(980フィート)である。1997年11月1日に正式に開業し、初めはニューブライトンの、[[2011年]]の[[カンタベリー地震 (2011年)|カンタベリー地震]](この地震によりクライストチャーチの象徴であった[[クライストチャーチ大聖堂 (クライストチャーチ)|大聖堂]]が大きく損壊した)後にはクライストチャーチ全体の象徴として知られ、主要な観光名所の1つとなっている。また、毎年11月5日に開催される[[ガイ・フォークス・ナイト|ガイフォークス花火大会]]など、多くのイベントの会場にもなっている。桟橋はたびたび地震の被害を受けており、特に2016年のクライストチャーチ地震ではそれまでの蓄積もあって工事を行わなければならないほどになった。修理は2017年2月に開始され、850万NZドルの費用と16ヶ月の時間をかけて2018年5月に完了した。<ref>{{Cite web|title=New Brighton Pier reopens on Saturday following $8.5 million repair|url=https://www.stuff.co.nz/the-press/news/104337314/new-brighton-pier-reopens-on-saturday-following-85-million-repair|website=Stuff|accessdate=2019-12-10|language=en}}</ref>
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2019年12月10日 (火) 08:05時点における版

2番目の新しいブライトン桟橋

ニューブライトン桟橋ニュージーランドクライストチャーチ郊外、ニューブライトンにある桟橋である。クライストチャーチの象徴の一つでもある。

現在のコンクリート製の桟橋は2代目であり、 1997年11月1日に開業した。初代は木造で1894年1月18日にオープンし、1965年10月12日に取り壊された。

初代(1894年~1965年)

1909年の埠頭

初代の桟橋は木製で、1891年に建設が始まり、1984年1月18日にニュージーランド総督グラスゴー伯爵によって正式に開かれた。[1] オープニングには他に、クライストチャーチ市長ウォルター・クーパー、リンウッド市長J.R.ブラント、下院議員ジョージ・ジョン・スミス、下院議員ウィリアム・ホワイトハウス・コリンズらが出席した。式典が終了すると同時に雨が降り始め、予定されていた花火は延期された。

桟橋の長さは210m(700フィート)[2][3]で、先端には大きな建物を含む八角形の端を建設する計画があったが実現されなかった。

時の経過とともに桟橋は朽ちてしまったため、市議会は桟橋の撤去を命じ、1965年10月12日早朝、引潮のわずか4時間半の間に解体された。

第2代(現行・1997年~)

撤去後、初代の桟橋を救うために運動した桟橋・海岸協会は、新しい桟橋のために募金・ロビー活動を行った。最終的に200万NZドルが集められ、クライストチャーチ市の財源からの200万NZドルと合わせて新しい桟橋が建設されることになった。2代目にあたるこの桟橋は、初代とまったく同じ場所に建設され、鉄筋コンクリート製で全長300メートル(980フィート)である。1997年11月1日に正式に開業し、初めはニューブライトンの、2011年カンタベリー地震(この地震によりクライストチャーチの象徴であった大聖堂が大きく損壊した)後にはクライストチャーチ全体の象徴として知られ、主要な観光名所の1つとなっている。また、毎年11月5日に開催されるガイフォークス花火大会など、多くのイベントの会場にもなっている。桟橋はたびたび地震の被害を受けており、特に2016年のクライストチャーチ地震ではそれまでの蓄積もあって工事を行わなければならないほどになった。修理は2017年2月に開始され、850万NZドルの費用と16ヶ月の時間をかけて2018年5月に完了した。[4]

桟橋のパノラマ
  1. ^ New Brighton Pier”. Christchurch City Libraries. 2016年4月23日閲覧。
  2. ^ “New Brighton Pier”. The Press LI (8696): p. 3. (1894年1月19日). http://paperspast.natlib.govt.nz/cgi-bin/paperspast?a=d&cl=search&d=CHP18940119.2.8 2016年4月23日閲覧。 
  3. ^ “Table Talk”. Auckland Star XXV (16): p. 1. (1894年1月19日). http://paperspast.natlib.govt.nz/cgi-bin/paperspast?a=d&cl=search&d=AS18940119.2.2 2016年4月23日閲覧。 
  4. ^ New Brighton Pier reopens on Saturday following $8.5 million repair” (英語). Stuff. 2019年12月10日閲覧。

外部リンク