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2019年11月2日 (土) 10:18時点における版

手術後、エリザベスカラーを付けた猫
襞襟を着用したエリザベス1世

エリザベスカラー(Elizabethan collar)とは、手術皮膚病、怪我などによる外傷を持った動物が、傷口をなめることで傷を悪化させることを防ぐ為の、円錐台形状の保護具である。呼称は、16世紀イギリスエリザベス朝時代に衣服に用いられた襞襟(写真下)から来ている。

一般に材質はプラスチックで、展開すると中心部を欠いた扇形になる。幅は、展開した状態での外周の半径の2/3程度が一般的である。また、動物の首にふれることになる内周部は、多くの場合樹脂等によってカバーされ、クッションの役割を果たす。ハンカチ等で代用することもある。

1960年代にエドワード・J・シリングによって考案された。