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'''ユーゴスラビア元帥'''([[セルボ・クロアチア語]], [[スロベニア語]]: Maršal Jugoslavije, [[キリル文字]]: Маршал Југославије; [[マケドニア語]]: Маршал на Југославија)は、[[ユーゴスラビア人民軍]]の階級。
'''ユーゴスラビア元帥'''([[スロベニア語]]・{{lang-sh|Maršal Jugoslavije / Маршал Југославије}}; {{lang-mk|Маршал на Југославија}})は、[[ユーゴスラビア人民軍]]の階級。


1943年11月に開催された第2回[[ユーゴスラビア人民解放反ファシスト会議]]で、[[パルチザン (ユーゴスラビア)|パルチザン]]部隊の最高司令官[[ヨシップ・ブロズ・チトー]]に与えられる称号として制定された。チトーは「[[ユーゴスラビア社会主義連邦共和国|社会主義ユーゴスラビア]]建国の父」として、ユーゴスラビア元帥の地位を享受した唯一の人物であり、「チトー元帥」(英:Marshal Tito)は、おもに国外での彼に対する通称の一つになった。
1943年11月に開催された第2回[[ユーゴスラビア人民解放反ファシスト会議]]で、[[パルチザン (ユーゴスラビア)|パルチザン]]部隊の最高司令官[[ヨシップ・ブロズ・チトー]]に与えられる称号として制定された。チトーは「[[ユーゴスラビア社会主義連邦共和国|社会主義ユーゴスラビア]]建国の父」として、ユーゴスラビア元帥の地位を享受した唯一の人物であり、「チトー元帥」({{lang|sh|Maršal Tito}})は、おもに国外での彼に対する通称の一つになった。


チトーの死(1980年5月)とともに空位となる。
チトーの死(1980年5月)とともに空位となる。

2019年7月2日 (火) 01:54時点における最新版

ユーゴスラビア元帥(スロベニア語セルビア・クロアチア語: Maršal Jugoslavije / Маршал Југославије; マケドニア語: Маршал на Југославија)は、ユーゴスラビア人民軍の階級。

1943年11月に開催された第2回ユーゴスラビア人民解放反ファシスト会議で、パルチザン部隊の最高司令官ヨシップ・ブロズ・チトーに与えられる称号として制定された。チトーは「社会主義ユーゴスラビア建国の父」として、ユーゴスラビア元帥の地位を享受した唯一の人物であり、「チトー元帥」(Maršal Tito)は、おもに国外での彼に対する通称の一つになった。

チトーの死(1980年5月)とともに空位となる。

階級章[編集]

パルチザン戦争時には、大きな五角星をオリーブの葉で囲んだ袖章。戦後、ソ連邦元帥にならって金地に大きな五角星と、上に国章を配した肩章が定められた(袖章と併用)。