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{{Otheruses|宗教における深淵|[[テーブルトークRPG]]|深淵 (ゲーム)}}
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'''深淵'''(しんえん)とは、深い淵や水の深く淀んだ場所を指す語。[[英語]]の''abyss''に対応する。
'''深淵'''(しんえん)とは、深い淵や水の深く淀んだ場所を指す語。[[英語]]の''“abyss”''に対応する。
[[新共同訳聖書]]では[[創世記]]に登場する単語テホム([[:en:Tehom]])の訳語として用いられている。
[[新共同訳聖書]]では[[創世記]]に登場する単語テホム([[:en:Tehom]])の訳語として用いられている。



2018年4月5日 (木) 00:58時点における版

深淵(しんえん)とは、深い淵や水の深く淀んだ場所を指す語。英語“abyss”に対応する。 新共同訳聖書では創世記に登場する単語テホム(en:Tehom)の訳語として用いられている。

フレッド・ゲティングズ著『悪魔の辞典』によると、悪魔学においては「進化の終着点」を意味し、すなわち人間の行き着く最後の未来を意味する。これから連想が進み、ヨハネの黙示録アバドンといったイメージになった。カバラの学者は深淵をマサク・マヴディルと表現し、落伍者の行き着く場所と解釈している。