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[[Android]]5.1を搭載した10.1インチタブレット。この代から[[京セラ]]が製造する国産モデルとなり、中学生向けモデルと同じモデルになる。また、電磁誘導方式デジタイザーに対応したため、タッチペンの書き心地が飛躍的に上昇している。カラーは、表面・背面共に黒になっており、専用カバーは水色とピンクのカバーのいずれかが配布されている。
[[Android]]5.1を搭載した10.1インチタブレット。この代から[[京セラ]]が製造するモデルとなり、中学生向けモデルと同じモデルになる。また、電磁誘導方式デジタイザーに対応したため、タッチペンの書き心地が飛躍的に上昇している。カラーは、表面・背面共に黒になっており、専用カバーは水色とピンクのカバーのいずれかが配布されている。


===中学生コースのタブレット端末===
===中学生コースのタブレット端末===

2017年7月27日 (木) 06:26時点における版

スマイルゼミとは、ジャストシステムが運営しているタブレット端末を用いた小学生および中学生向けの通信教育サービスの名称であり、同社の登録商標でもある。2017年に「イード・アワード2017 子ども英語教材」で小学生部門の優秀賞を受賞した[1]

概要

スマイルゼミは、ジャストシステムが販売している小学生向け教育支援ソフトウェア「ジャストスマイル」のノウハウを通信教育に生かして、2012年12月17日にサービスを開始。学習専用のタブレット端末を用いた通信教育サービスの先駆けとなった。"スマイルゼミ"の名前の由来は、ジャストスマイルの"スマイル"に由来すると考えられている。

通常の紙の教材ではなく、学習専用タブレット端末を採用することにより、画面内で動く解説、アニメーションを多用した問題、音読録音機能など、従来の紙の学習より効率よく学習できることが主な特徴である。また、漢検や英検の模擬試験に挑戦できる「漢検チャレンジ」「英検チャレンジ」や、高難易度問題カリキュラム「特進コース」など、ハイレベルな学習に特化していることも一つの特徴である。

タブレットの特徴を活かして、子どもが学習に飽きないように、専用アプリケーションやインターネットブラウザー、さらに、一般的なAndroidタブレットと同様に使用できる"Androidモード"(中学生コースのみ)など、様々な機能が含まれている。また、保護者が子どもの学習の様子をいつでも確認できる「みまもりネット」機能も搭載しており、保護者への配慮もされている。

当初は小学生コースのみだったが、2013年からは中学生コースも開講した。なお、小学生コースのロゴマークは「スマイルゼミ」だが、中学生コースでは「SMiLE ZEMI」に変更されており、差別化を図っている。(例外としてスマイルタブレット3は小学生コースでも「SMiLE ZEMI」ロゴマークを採用している。)

タブレット端末

学習用に配布されるタブレットは、市販モデルではなく、ジャストシステムが用意した専用モデルが使用されている。 他社のタブレット端末にはない特徴として、最初から液晶保護フィルムが付属、もしくは貼り付けられている。また、スマイルゼミのアプリケーションはシステム権限を持つため、全ての端末においてあらかじめroot化された状態で配布されている。

小学生コースのタブレット端末

初代:スマイルゼミ専用タブレット

Android4.0.4を搭載した9.7インチタブレット。カラーは、表面は黒で、背面はシルバーとなっている。専用カバーはオレンジ1色のみ配布された。また、タッチペンが付属しないため、指を使って操作することが前提となっている。

2代目:スマイルタブレット2

Android4.0.4を搭載した9.7インチタブレット。この代から"スマイルタブレット"の名称を使い始め、タッチペンが付属するようになる。カラーは、表面は黒で、背面は白となっている。専用カバーは先代のオレンジが廃止され、水色とピンクのカバーのいずれかが配布された。

2.5代目:スマイルタブレット2R

スマイルタブレット2のマイナーチェンジ扱い。外観が先代と異なり、前面カメラが画面上部中央に移動している。先代と同じく、カラーは表面は黒で、背面は白となっており、専用カバーは水色とピンクのカバーのいずれかが配布された。

3代目:スマイルタブレット3

Android5.1を搭載した10.1インチタブレット。この代から京セラが製造するモデルとなり、中学生向けモデルと同じモデルになる。また、電磁誘導方式デジタイザーに対応したため、タッチペンの書き心地が飛躍的に上昇している。カラーは、表面・背面共に黒になっており、専用カバーは水色とピンクのカバーのいずれかが配布されている。

中学生コースのタブレット端末

初代:スマイルタブレットJH

Android4.2.2を搭載した10.1インチタブレットで、富士通製。カラーは、表面・背面共に黒になっており、専用カバーはネイビーとブラウンのカバーのいずれかが配布された。また、電磁誘導方式デジタイザーに対応している。

2代目:スマイルタブレットJH2およびスマイルタブレット3

Android5.1を搭載した10.1インチタブレット。この代から京セラ製となり、小学生向けモデルと同じモデルになる。カラーは、表面・背面共に黒になっており、専用カバーはネイビーとブラウンのカバーのいずれかが配布されている。

テレビCM

  • "続かない 男の子篇" "続かない 女の子篇"

2013年1月から放映。

  • "小学生コース アクロバットダブルダッチ篇" "中学生コース フリースタイルサッカー篇"

2014年から放映。

  • "全力キッズ テニス篇"[2]

2016年1月30日から放映。スキマスイッチを起用し、同ユニットの曲"全力少年"がCMソングに使われる。

  • "「教えたがる男」国語篇" "「教えたがる男」数学篇"[3]

2017年1月から放映。藤木直人を起用。CMソングはWacciの書き下ろし新曲。

受賞歴

  • 「イード・アワード2015 子ども英語教材」 小学生部門 最優秀賞[4]
  • 「イード・アワード2017 子ども英語教材」 小学生部門 優秀賞

脚注

  1. ^ イード・アワード2017「子ども英語教材」 | 株式会社イード
  2. ^ スキマスイッチさんが、全力キッズに向けて『全力少年』を熱唱「スマイルゼミ」の新CMを、1月30日(土)より放送開始
  3. ^ 「スマイルゼミ」新TV-CMのご紹介|タブレットで学ぶ小学生・中学生向け通信教育「スマイルゼミ」
  4. ^ イード・アワード2015 子ども英語教材 | 株式会社イード

外部リンク