「圧力容器」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし |
m編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
'''圧力容器'''('''あつりょくようき''')とは大気圧と異なる一定の圧力で気体や液体を貯留するように設計された容器である。 |
'''圧力容器'''('''あつりょくようき''')とは[[大気圧]]と異なる一定の圧力で[[気体]]や[[液体]]を貯留するように設計された[[容器]]である。 |
||
圧力容器の例としては以下のようなものがある。 |
圧力容器の例としては以下のようなものがある。 |
||
11行目: | 11行目: | ||
*[[液化石油ガス|LPG]]をはじめとしたガス貯留タンク |
*[[液化石油ガス|LPG]]をはじめとしたガス貯留タンク |
||
工業分野では、圧力容器は設計圧力、設計温度と呼ばれる特定の圧力や温度で安全に操作できるよう設計されている。圧力容器としての設計が不十分な容器を高圧で使用することは、極めて重大な危険を招くことになる。このため圧力容器の設計や保証に関しては、各国で様々な規格によって管理されている。例えば、北米におけるASMEのボイラーおよび圧力容器規格(BPVC)、EUにおける圧力機器指令(PED)、カナダのCSA B51、および[[日本工業規格]](JIS)などである。 |
工業分野では、圧力容器は設計圧力、設計温度と呼ばれる特定の圧力や温度で安全に操作できるよう設計されている。圧力容器としての設計が不十分な容器を高圧で使用することは、極めて重大な危険を招くことになる。このため圧力容器の設計や保証に関しては、各国で様々な規格によって管理されている。例えば、北米におけるASMEの[[ボイラー]]および圧力容器規格(BPVC)、[[EU]]における圧力機器指令(PED)、[[カナダ]]のCSA B51、および日本の[[日本工業規格]](JIS)などである。 |
||
==関連項目== |
|||
*[[ショットガンテスト]] |
|||
*[[燃料電池]] |
|||
[[Category:機械|あつりよくようき]] |
[[Category:機械|あつりよくようき]] |
2006年6月5日 (月) 12:48時点における版
圧力容器(あつりょくようき)とは大気圧と異なる一定の圧力で気体や液体を貯留するように設計された容器である。
圧力容器の例としては以下のようなものがある。
工業分野では、圧力容器は設計圧力、設計温度と呼ばれる特定の圧力や温度で安全に操作できるよう設計されている。圧力容器としての設計が不十分な容器を高圧で使用することは、極めて重大な危険を招くことになる。このため圧力容器の設計や保証に関しては、各国で様々な規格によって管理されている。例えば、北米におけるASMEのボイラーおよび圧力容器規格(BPVC)、EUにおける圧力機器指令(PED)、カナダのCSA B51、および日本の日本工業規格(JIS)などである。