「喫水」の版間の差分

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[[File:Draft scale at the ship bow (PIC00110).jpg|thumb|艦首にある喫水目盛]]
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[[File:Escala metrica calado.JPG|thumb|240px|測定目盛]]
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'''喫水'''または'''吃水'''(きっすい、{{lang-en|draft ([[アメリカ英語|米]])draught ([[イギリス英語|英]]}}))とは、[[船舶]]が[[水上]]にある際に[[船体]]が沈む[[深さ]]、すなわち船体の一番下から[[水面]]までの[[垂直]][[距離]]のことである。普通、わかりやすい様に[[船首]]や[[船尾]]に[[メートル法]]か[[ヤードポンド法]]で高さを表示する。なお、水面に接する[[分界線]]のことを'''喫水線'''(きっすいせん、吃水線)という。船の積み荷を増やすと喫水は深くなり喫水線も上昇するが、当然その分[[沈没]]する[[危険性]]が高まるため、船に載せられる[[積み荷]]の[[限界]]を記した'''満載喫水線'''(まんさいきっすいせん、満載吃水線)が船体中央部の両舷に表示されている。
'''喫水'''または'''吃水'''(きっすい、{{lang-en-us|draft}}{{Lang-en-gb|draught}})とは、[[船舶]]が[[水上]]にある際に[[船体]]が沈む[[深さ]]、すなわち船体の一番下から[[水面]]までの[[垂直]][[距離]]のことである。普通、わかりやすい様に[[船首]]や[[船尾]]に[[メートル法]]か[[ヤードポンド法]]で高さを表示する。なお、水面に接する[[分界線]]のことを'''喫水線'''(きっすいせん、吃水線)という。船の積み荷を増やすと喫水は深くなり喫水線も上昇するが、当然その分[[沈没]]する[[危険性]]が高まるため、船に載せられる[[積み荷]]の[[限界]]を記した'''満載喫水線'''(まんさいきっすいせん、満載吃水線)が船体中央部の両舷に表示されている。


== 参考資料 ==
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== 関連項目 ==
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* [[トン数]]
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** [[排水量]]
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*[[国際満載喫水線条約]]({{Lang|en|International Convention on Load Line}})


==外部リンク==
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2016年3月3日 (木) 02:05時点における版

艦首にある喫水目盛
測定目盛

喫水または吃水(きっすい、アメリカ英語: draftイギリス英語: draught)とは、船舶水上にある際に船体が沈む深さ、すなわち船体の一番下から水面までの垂直距離のことである。普通、わかりやすい様に船首船尾メートル法ヤードポンド法で高さを表示する。なお、水面に接する分界線のことを喫水線(きっすいせん、吃水線)という。船の積み荷を増やすと喫水は深くなり喫水線も上昇するが、当然その分沈没する危険性が高まるため、船に載せられる積み荷限界を記した満載喫水線(まんさいきっすいせん、満載吃水線)が船体中央部の両舷に表示されている。

参考資料

関連項目

外部リンク