「モリス・ハレ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Gismkutre (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
19行目: 19行目:


{{DEFAULTSORT:はれ もりす}}
{{DEFAULTSORT:はれ もりす}}
[[Category:1923年生]]
[[Category:存命人物]]
[[Category:アメリカ合衆国の言語学者]]
[[Category:アメリカ合衆国の言語学者]]
[[Category:音韻論者]]
[[Category:マサチューセッツ工科大学の教員]]
[[Category:マサチューセッツ工科大学の教員]]
[[Category:東欧ユダヤ系アメリカ人]]
[[Category:東欧ユダヤ系アメリカ人]]
[[Category:1923年生]]
[[Category:ユダヤ系ラトビア人]]
[[Category:存命人物]]

2015年10月7日 (水) 10:39時点における版

モリス・ハレ

モリス・ハレMorris Halle 1923年7月23日 - )は、アメリカ言語学者。旧姓ピンコヴィッツPinkowitz)。

ラトビア出身の東欧系ユダヤ人1940年ナチスから逃れるべく一家で渡米した。

1941年から1943年までニューヨーク市立大学工学を専攻。1943年から1946年まで米国陸軍で過ごす。

1946年シカゴ大学へ入学し、1948年言語学の学位を取得。さらにコロンビア大学ロマン・ヤコブソンに師事。1951年MIT教授となる。1955年ハーヴァード大学で博士号を取得。1996年にMIT教授を辞すも、少数の講座を担当し続けている。

英語のほか、ドイツ語イディッシュ語ラトビア語ロシア語ヘブライ語に堪能である。

生成音韻論の創始者の一人。1956年に論文「英語のアクセント連接について」をノーム・チョムスキールーコフと共同執筆。1968年には、The Sound Pattern of Englishをチョムスキーと共に発表し、生成音韻論の基礎を築く。また、MITの音韻論の教授として、多くの音韻論学者を育てあげてきた。自身の研究としては、音韻論そのものの理論的考察、ルール順序付け、弁別素性理論、素性階層理論、ストレス、詩と音韻論の研究、など多岐にわたる。

主な出版物

2002年にMouton de Gruyterから出版された、From Memory to Speech and Back: Papers on Phonetics and Phonology 1954-2002にまとめられている。

外部リンク