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2015年6月15日 (月) 08:43時点における版
ロビイスト(Lobbyist)とは、政府の政策に影響を及ぼすことを目的として、ある特定の主張をもってロビー活動を行う私的人物、あるいは集団である。
概要
多くの国家や政府、あるいは企業および企業団体、利益団体は自身の利益に沿った主張を広めるためにロビイストを雇っている。ロビイストの活動の重点は政策の提言やリサーチ、アドバイスだけにとどまらず、実際に行動に移し、実現化することにある。
政治家とは異なり、民間の立場からあらゆる利益を代弁することができるため、ロビイストは様々な形で柔軟に活動することができる。
各国の事例
日本
日本ではこれまでロビー活動に対する認知はきわめて低くかったが、2007年の参議院議員選挙の結果生じた与野党のねじれ現象を契機に、ロビー活動に対する関心が次第に高まるにつれ、永田町フォーラム、アジア・ストラテジー、ユーロリンク・ジャパン、新日本パブリック・アフェアーズ、VOX Globalなどのロビー活動を専門としている会社が現れる。 なお、天下り先の利益代表として出身官公庁に出入りし、影響力を発揮する官公庁OBこそが、従来よりある日本式のロビイストだと指摘する向きもある。[要出典]
アメリカ合衆国
ロビー活動が盛んなアメリカ合衆国には、およそ3万人のロビイストが存在すると言われ、法律でロビイストとしての登録を行うことが義務付けられている。
欧州連合
1999年の時点で欧州委員会は次のような数字をあげている。
- 約3000の利益団体がブリュッセルに存在し、そこで雇用されている人数は10,000名ほどになる。それに対しアメリカ合衆国においては2005年時点で議会へのロビー活動に限ると35,000名のロビイストが登録されている。
- 50の団体は国または地域を代表したロビー活動を行っている。
ロビー活動・ロビイストを扱った作品
映画
- 『サンキュー・スモーキング』(2006年、アメリカ)
- 『国会ロビイスト 関組長』 (2009年、関義友の活動を追った越智弘二監督のドキュメンタリー作品)
- 『リンカーン』(2012年、アメリカ)
書籍
- 『ロビイストからの警告―アメリカの野望の中の日本』 (岸田治子著、2008年4月集英社刊)
ドラマ
- K Street (ケィ ストリート) (2003年、アメリカ)
- ロビイスト (2007年、韓国)
- ハウス・オブ・カード 野望の階段 (2013年、アメリカ)