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ネットクラフトの2013年6月の調査<ref>{{cite web|url=http://news.netcraft.com/archives/2013/06/06/june-2013-web-server-survey-3.html|title=June 2013 Web Server Survey|date=2013-06-06|accessdate=2013-06-12}}</ref>によると、nginxは、全ドメインの中で3番目に多く使われている(14.56%)Webサーバであり、全アクティブサイトの中で2番目に多く使われている(12.91%)Webサーバである。W3Techsの調査によると、上位1,000サイトの34.7%、上位100,000サイトの25.9%で使われている。<ref>{{cite web|url=http://w3techs.com/technologies/cross/web_server/ranking|title=Usage of web servers broken down by ranking|date=29 December 2012|accessdate=7 June 2013}}</ref>。BuiltWithによると、上位1万Webサイトの18%で使われており、上位1万、10万、100万の区分において成長を続けている。<ref>{{cite web|url=http://trends.builtwith.com/Web-Server/nginx|title=nginx Usage Statistics|date=2012-07-06|accessdate=2012-07-09}}</ref> |
ネットクラフトの2013年6月の調査<ref>{{cite web|url=http://news.netcraft.com/archives/2013/06/06/june-2013-web-server-survey-3.html|title=June 2013 Web Server Survey|date=2013-06-06|accessdate=2013-06-12}}</ref>によると、nginxは、全ドメインの中で3番目に多く使われている(14.56%)Webサーバであり、全アクティブサイトの中で2番目に多く使われている(12.91%)Webサーバである。W3Techsの調査によると、上位1,000サイトの34.7%、上位100,000サイトの25.9%で使われている。<ref>{{cite web|url=http://w3techs.com/technologies/cross/web_server/ranking|title=Usage of web servers broken down by ranking|date=29 December 2012|accessdate=7 June 2013}}</ref>。BuiltWithによると、上位1万Webサイトの18%で使われており、上位1万、10万、100万の区分において成長を続けている。<ref>{{cite web|url=http://trends.builtwith.com/Web-Server/nginx|title=nginx Usage Statistics|date=2012-07-06|accessdate=2012-07-09}}</ref> |
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[[OpenBSD]]は、リリース5.2(2012年11月)より、ベースシステムにnginxを取り入れた。これは、OpenBSDが提供するApache1.3のフォークを代替するものとして提供され、最終的にそれを置き換えることが意図されてい |
[[OpenBSD]]は、リリース5.2(2012年11月)より、ベースシステムにnginxを取り入れた。これは、OpenBSDが提供するApache1.3のフォークを代替するものとして提供され、最終的にそれを置き換えることが意図されていた<ref name="openbsd_5.2">[http://www.openbsd.org/faq/upgrade52.html#nginx OpenBSD Upgrade Guide: 5.1 to 5.2], 2012/11/06 15:00:27 sthen</ref>。最終的にApacheはベースシステムから除去された。 |
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[[Wikipedia]]は、SSL終端プロキシとしてnginxを使用している。<ref>{{cite web|url=http://wikitech.wikimedia.org/view/Https#SSL_termination |title=Wikitech: HTTPS |publisher=Wikitech.wikimedia.org |date=3 October 2011 |accessdate=3 December 2011}}</ref> |
[[Wikipedia]]は、SSL終端プロキシとしてnginxを使用している。<ref>{{cite web|url=http://wikitech.wikimedia.org/view/Https#SSL_termination |title=Wikitech: HTTPS |publisher=Wikitech.wikimedia.org |date=3 October 2011 |accessdate=3 December 2011}}</ref> |
2014年12月17日 (水) 05:40時点における版
作者 | Igor Sysoev |
---|---|
開発元 | NGINX, Inc. |
初版 | 2004年10月4日 |
最新版 | 1.25.3[1] - 2023年10月24日 [±] |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C言語 |
対応OS | Unix系、Microsoft Windows |
種別 | Webサーバ、リバースプロキシ |
ライセンス | BSDライク |
公式サイト |
www |
nginx(発音は「えんじんえっくす」[2])は、フリーかつオープンソースのWebサーバである。加えて、HTTP、SMTP、POP3、IMAPのリバースプロキシの機能も持つ。処理性能・高い並行性・メモリ使用量の小ささに焦点を当てて開発されている。
nginxは、BSD-likeライセンスでリリースされており、Linux、BSD系OS、Mac OS X、Solaris、AIX、HP-UX、Microsoft Windowsで動作する。
概要
nginx自体は、静的コンテンツ(つまりサーバ上のファイル)を高速に配信するように設計されている。さらに、各種のウェブアプリケーション用インターフェース(FastCGI, uWSGI, Phusion Passengerなど)が標準で組み込まれているため、これらに対応したサーバと協調することで、動的なHTTPコンテンツをデプロイすることもできる。また、リバースプロキシの機能を持つため、ソフトウェアロードバランサ[3]やHTTPキャッシュとして使用することもできる。
Apache HTTP Serverがリクエストの処理にデフォルトでスレッドやプロセス指向のアプローチを用いている一方で、nginxは非同期のイベント駆動アプローチを用いている。イベント駆動によるアプローチは、高負荷下において、より予測可能なパフォーマンスを提供すると考えられている[4]。
利用状況
nginx は当初、Ramblerが運営する各種ウェブサイトのニーズを満たすために開発された。2008年9月の時点で、nginxはこれらのサイトで1日に5億のリクエストを処理していた。[5]
ネットクラフトの2013年6月の調査[6]によると、nginxは、全ドメインの中で3番目に多く使われている(14.56%)Webサーバであり、全アクティブサイトの中で2番目に多く使われている(12.91%)Webサーバである。W3Techsの調査によると、上位1,000サイトの34.7%、上位100,000サイトの25.9%で使われている。[7]。BuiltWithによると、上位1万Webサイトの18%で使われており、上位1万、10万、100万の区分において成長を続けている。[8]
OpenBSDは、リリース5.2(2012年11月)より、ベースシステムにnginxを取り入れた。これは、OpenBSDが提供するApache1.3のフォークを代替するものとして提供され、最終的にそれを置き換えることが意図されていた[9]。最終的にApacheはベースシステムから除去された。
Wikipediaは、SSL終端プロキシとしてnginxを使用している。[10]
機能と特徴
ネットワーク機能
- 10000以上の同時コネクションの処理
- 負荷分散(ロードバランサ)
- TLS/SSL
- Server Name Indication
- OCSP stapling
- フォールトトレラント性
- IPv6
- 同時コネクション数や頻繁なコネクションの制限
- 帯域制限
- IPアドレスベースの地理位置情報 (geolocation)
主な基本HTTP機能
- 静的ファイル・インデックスファイルの処理、自動インデクシング
- 仮想サーバ
- 名前ベース
- IPアドレスベース
- FastCGI, uWSGI, SCGI サポート(キャッシュ機能あり)
- リバースプロキシ(キャッシュ機能あり)
- gzip圧縮、事前gzip圧縮
- URL Rewrite
- WebSocket および HTTP/1.1 Upgradeヘッダ[11]
- FLV, MP4ストリーミング
- Webページアクセス認証
- カスタマイズ可能なログ機能
- SPDYプロトコルサポート
- WebDAVサポート
- XSLTサポート
- Server Side Includesサポート
メールプロキシ機能
その他の機能
関連項目
脚注・出典
- ^ “Changes with nginx 1.25.3”. 2024年1月3日閲覧。
- ^ “nginx”. 2014年9月17日閲覧。
- ^ Use Nginx for Proxy Services and Software Load Balancing, May 11th, 2010, by Sam Kleinman, Linode Library
- ^ Basic Nginx Configuration by Sam Kleinman; August 21, 2010.
- ^ "Nginx: the High-Performance Web Server and Reverse Proxy" (Document). Linux Journal. 1 September 2008.
{{cite document}}
: 不明な引数|accessdate=
は無視されます。 (説明); 不明な引数|url=
は無視されます。 (説明) - ^ “June 2013 Web Server Survey” (2013年6月6日). 2013年6月12日閲覧。
- ^ “Usage of web servers broken down by ranking” (2012年12月29日). 2013年6月7日閲覧。
- ^ “nginx Usage Statistics” (2012年7月6日). 2012年7月9日閲覧。
- ^ OpenBSD Upgrade Guide: 5.1 to 5.2, 2012/11/06 15:00:27 sthen
- ^ “Wikitech: HTTPS”. Wikitech.wikimedia.org (2011年10月3日). 2011年12月3日閲覧。
- ^ “Proxy: support for connection upgrade (101 Switching Protocols).”. trac.nginx.org (2013年2月19日). 2013年2月21日閲覧。
- ^ “Official documentation: Controlling nginx”. Nginx.org. 2011年12月3日閲覧。
- ^ “Third party modules”. Nginx Wiki. 2012年9月13日閲覧。
外部リンク
- 公式サイト
- Geolocation with Nginx WIPmania.com
- Nginx "HOW TO" - Fast and Secure Web Server Calomel.org
- Open Source SSL Acceleration with Nginx o3 magazine