「三発機」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Courcelles (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目: 1行目:
'''三発機'''とは[[発動機]]を三機、搭載する[[飛行機]]の事である。
'''三発機'''とは[[発動機]]を三機、搭載する[[飛行機]]の事である。

[[第二次世界大戦]]前、まだ[[レシプロエンジン]]の性能と信頼性が低く、[[双発機]]では飛行自体が不安だが、[[四発機]]では大きく重すぎて経済性が悪いという過渡期に多用されていたが、エンジン関連技術の進歩によって双発機の信頼性が向上すると衰退していった。

そして戦後、今度は[[ジェットエンジン]]においてまったく同じ状況が生じ、主に中型ジェット旅客機において三発機が普及したが、やはり技術の進歩によって双発機に取って代わられていった。


== 発動機の配置 ==
== 発動機の配置 ==

2014年12月6日 (土) 00:57時点における版

三発機とは発動機を三機、搭載する飛行機の事である。

第二次世界大戦前、まだレシプロエンジンの性能と信頼性が低く、双発機では飛行自体が不安だが、四発機では大きく重すぎて経済性が悪いという過渡期に多用されていたが、エンジン関連技術の進歩によって双発機の信頼性が向上すると衰退していった。

そして戦後、今度はジェットエンジンにおいてまったく同じ状況が生じ、主に中型ジェット旅客機において三発機が普及したが、やはり技術の進歩によって双発機に取って代わられていった。

発動機の配置

  • 左右の主翼に一機ずつ、尾翼と尾翼が取り付けられている胴体の部分に一機。
  • 尾翼と尾翼が取り付けられている胴体の部分に一基、水平尾翼の付近に一機。
  • 機首先端に一機、左右の主翼に一機(この場合はほとんどがプロペラ機)。

発動機配置例