「ユールラッズ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
ミラー海神 (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
39行目: 39行目:
== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
*[http://www.thjodminjasafn.is/english/for-visitors/christmas/the-yule-lads/ The Yule Lads: Þjóðminjasafn Íslands (The Yule Lads:) Retrieved 2014年10月18日観覧。]
*[http://www.thjodminjasafn.is/english/for-visitors/christmas/the-yule-lads/ The Yule Lads: Þjóðminjasafn Íslands (The Yule Lads:) Retrieved 2014年10月18日観覧。]
*邸景一・柳木昭信『旅名人ブックス59 アイスランド・フェロー諸島・グリーンランドー素晴らしき自然景観とオーロラの魅力』第三版、日系BP企画、2007年。


{{デフォルトソート:ゆうるらつす}}
{{デフォルトソート:ゆうるらつす}}

2014年10月19日 (日) 16:38時点における版

ユールラッズアイスランドクリスマスに登場する13人のサンタクロースにあたる妖精である。ユールラッズ(英語:Yule lads)またはユールメン(英語:Yulemen)、アイスランド語ではjólasveinarnir または jólasveinarと呼ばれる。クリスマスの13日前から毎晩一人ずつ、人里にやってきて子供達を訪れる。12月24日に全員揃い、12月25日から一人ずつ山へと帰って行く。

13人のユールラッズの特徴

13人ユールラッズは12月12日から、毎日一人ずつ民家に現れる。それぞれに特徴がある。

  • Stekkjarstaur(ステキャルストゥイル)
1日目(12月12日)にやってくる。農家の羊小屋に侵入し、羊のミルクを飲もうとする。足が悪い。
  • Giljagaur(ギリヤゴイル)
2日目(12月13日)にやってくる。牛小屋に侵入し、バケツの中のミルクを飲む。
  • Stúfur(ストゥーフル)
3日目(12月14日)にやってくる。背が小さい。フライパンにくっついている料理の残りを食べるために、フライパンを盗む。
  • Þvörusleikir(スヴォルスレイキル)
4日目(12月15日)にやってくる。痩せていて細長い。お玉をなめる。
  • Pottaskefill(ポッタスケフィル)
5日目(12月16日)にやってくる。ドアを叩き子供達がやってくるのを待ち、子供達がやってくると、急いで鍋のあるところまで来て、鍋の残りを食べる。
  • Askasleikir(アスカスレイキル)
6日目(12月17日)にやってくる。ベッドの下に隠れ、誰かがボウルを床の上に置くのを待っている。ボウルが置かれると、それをつかんできれいになめる。
  • Hurðaskellir(フルザスケリル)
7日目(12月18日)にやってくる。ドアをバタンと音を立てて閉じる悪戯をして喜ぶ。
  • Skyrgámur(スキールガオムル)
8日目(12月19日)にやってくる。アイスランドのヨーグルトのような食べ物skyrが大好きで、食料庫に忍び込んではskyrをたくさん食べていく。
  • Bjúgnakrækir(ビューグナクライキル)
9日目(12月20日)にやってくる。屋根の梁に登って、そこから食べ物を盗る。ソーセージを好み、チャンスがあればソーセージを盗む。
  • Gluggagægir(グルッガガイギル)
10日目(12月21日)にやってくる。窓から覗き見をする。いいものがあれば後で手に入れようと考える。
  • Gáttaþefur(ガオタセフル)
11日目(12月22日)にやってくる。とても大きく、敏感な鼻を持つ。クリスマス用に焼かれたリーフブレット(Laufabrauð)の匂いに気づいて、山や谷を越え風のように走ってやってくる。

参考文献